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ハウ・トゥ アート・シンキング 読了

何が面白いかって。別にモヤモヤ感を抱えていた訳ではなかったけど、読後のスッキリ感たるや。いや、最初の何章か読んで、これ!っていうキーワードがバンバン出てくる。あー、なるほどね、てな感じ。何回膝を打った事か。

僕ら高度成長期に育った世代はおそらく、それなりに画一的な価値観からの潜在的な縛りがあったのかもしれない。この本は、アート・シンキングという魔法の言葉を用いて、少なくとも私を潜在的に縛っていた何かを解いてくれたように思う。

「おなじが価値でちがいは悪」というパラダイムは終わりつつある

組織の「マネジメント」を「管理」ではなく「活用」と訳す

制約や抵抗を感じたとき、そこから生まれる工夫が「自分」をアップデートさせてくれる

アートに「正解」は存在しない、むしろ「正解」がないことがアートの本質

「分からない」はイノベーションの本質

などなど。

アートに答えを求めて迷走してきた自分に対して。ビジネスパーソンとしての自分を振り返って、その功罪を整理したときに。

若宮さんの考え方は目から鱗。特に「自分とは」のあたり。またご本人と話してみたい。あのスナックで。




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