素人が『在庫共有システム』をWordpressで作ってみる。

＜前提：僕のスキル＞
Wordpressの経験値：テーマを使えば簡単なホームページは作れる。
コードは一切書けない。
なので、ほぼプラグイン頼み。

まあ、つまりスキルほぼ0です。

こんな感じの僕が、『在庫共有システム』をWordpressで作ろうと思ってます。
てか、少し作り始めました。

「在庫共有システムって何？」

ですよね。
ちょっと説明させてください。

在庫共有システムって何？

在庫共有システムとは、簡単に言うと、『ライバル店同士が、お互いに持っている不良在庫をリスト化して共有するサイト』のことです。
イメージとしては、販売店それぞれが不良在庫をサイトから自分でアップして、その在庫をECショップみたいな感じで見れる、そして買える、という感じのものです。

僕は以前、父がオーナー社長を務める自動車部品販売会社で働いていました。
その時になんだか理不尽に思っていたことがありまして・・・。
というのも、自動車部品って、ものすごーくいっぱい種類があるのに、メーカー販社（トヨタとか日産とか）は返品を一切受け付けてくれないんです！
だから、１度注文してしまったものは、何が何でも買い取らなければいけないって仕組みになっているんです！

でもですよ？
お客さんから「右のドアミラー1つ」って電話がきて注文したら、そのすぐ後に「あ、ごめん、左だったわ」って電話がくるんですよ？

僕「ごめんなさい、もう注文入れちゃったからダメです・・・」
客「えー！なんでだよ！まだ5分もたってないじゃないかよ！」
僕「でも、メーカー注文はキャンセルできないんですよ。」
客「いつも注文してやってんだからさ！なんとかしてよ！」
僕「・・・はい」
ってなるわけです。

そうして、返品も販売もできない商品が、日々不良在庫として積み上がり、もちろん売れないまま会社の倉庫を圧迫しているというのが現状です。

これは、どこの部品商（自動車部品専門販売店のこと）も抱えている問題点だと思います。
これを解決したいなーと思っていました。

そして、その具体的な解決方法がこの『在庫共有システム』というわけです。

各部品商さんが抱えている不良在庫を掲載するサイトを作り、それを共有することで、少しでも多くの不要在庫を販売できればいいなーと思っています。

「でも、売れないから残っているんでしょ？」

はい、その通りです。
でもですね、新品としては売れませんが、中古として格安でなら売れるものもあると思うのです。

不良在庫が滞留してしまう2つの原因

今、整備工場などの現場では、この中古部品が大人気です。
安いし、まあそこそこ使えるし。
なので、取り扱いを強化している部品商さんたちも多いのです。
しかし、自分の手元にある『かつての新品』を中古品としては見ないんですよね。
そして、忙しいので、いちいち不良在庫をチェックもしない。

このような現状を踏まえると、こういった不良在庫が滞留してしまっている原因は、2つあると考えています。

①新品だとの意識から、正確な値付けができていない
②自社の不良在庫をリスト化（もしくは見える化）できていない為、該当する商品があったとしても販売機会を逃している

まず、①新品価格があるので、相応の価格設定をうまくできないという問題があります。
「中古よりはいいよね。でも新品価格ではあれだし、どうだろう？」となるため、いちいち上長に確認しなくちゃいけないから、面倒くさい。
もし、「はい、これらは一律定価の半分の値段です！」って決まっていたら、もっとスムーズに販売できるのではないかと思います。

次に、②自社の不良在庫が見えていないという問題。
こっちの方が大きいかもしれません。
実際に僕自身、自社に不良在庫としてあった商品を、わざわざメーカーから再び取り寄せてしまった、なんてこともありました。
倉庫にはあるけど、どの商品があるのか把握できていない為、販売機会をみすみす逃してしまっているんです。
じゃあ、リスト化していつでも見られるようにすればいいんじゃない？
さらに、検索まで出来たら、ヒット率上がるよね？と思ったわけです。

この2つを解決すれば、かなり不良在庫撲滅になるのではないかと思い、作り始めました。
っという具合です。

それで、今どんな感じ？

現在作成を始めて3日位。
色々試行錯誤していますが、なんとなく形は見えてきました。
今月中にプロトタイプを作成したいと思っています。
スキル0なので、ググりまくり、プラグイン入れまくりの不格好なものが出来上がりそうですが、まずは頑張って色々やってみたいと思います！

ダラダラと長文になってしまい、すみません。
今後は、日々作成している過程を書いていきたいと思っています。
もし同じようなWebサイトを作りたいと考えている方の参考になれば嬉しいです。

というわけで、よろしくお願いいたします！
（輸入ビジネスの話題でなくてすみません）