JPYC→紫ETH(Polygon)はどのDEXで交換するのが一番安いか?

OpenSeaでNFTを購入する際にガス代の掛からないPolygon on ETH(以降、紫ETH)ですが、黒ETHからブリッジするとガス代が数十ドル単位で掛かり、少額使いたい場合などはげんなりします。そこで、このETHのバカ高いガス代を回避する方法として、JPYCを購入して紫ETHに交換する方法が注目されています。
しかし、JPYCから紫ETHに変換する方法は多岐に渡り、どこで変換すればよいか迷ってしまいます。そこで、有名どころで変換の価格を調べてみましたので参考にしてください。JPYCの入手方法は公式に詳しくあるのでそちらを参照してください。ポイントはPolygonのアドレスに送ってもらう事です。

結論から言うと大差なし

代表的な5つのサイトで、1万JPYC、5万JPYCから交換できる紫ETHを調べてみましたが誤差は1%以下となりました。赤字がそれぞれの最安サイトで、最安との差を%で併記しています。

尚、誤差要因は、取引所間の誤差、表示と実交換のずれ等にもよるので、その時々によって異なる可能性があるので、あくまで参考としてください。
では、どうすればよいの?となるので、おすすめを紹介します。

おすすめ

MetaMask:とにかく簡単
細かいことは気にしないならMetaMaskでスワップしましょう。
MetaMaskのスワップ機能も後述のDEXアグリゲーター機能を持っているようなので、最安ルートを選んでくれたり、認証が一回で済むなど利便性も高いと言えるでしょう。MATIC mainnetのJPYCを選んでスワップボタンを押してみてください。

1inchParaswap:勝手に最安ルートを選んでくれます
DEXアグリゲーターと呼ばれるタイプの交換所はその時々で最安の交換ルートを選んでくれます。
例えば、その時の最安ルートを分析してQuickswapでJPYC→USDC、UniswapでUSDC→WETHなどを勝手にやってくれます。

UniswapQuickswap:いつもの馴染み
使い慣れたDEXがあればそこでスワップしても問題はないでしょう。流動性が低かったりするとレートが悪かったり、スリッページが大きかったりする可能性はあるので、一応チェックはするようにしましょう。
今回の調査では流動性の大きいUniswapがDEXアグリゲーターとほぼ同等か、それ以上のレートだったので、迷ったら大手を使うのが無難だと思います。

備考

JPYCはコントラクトアドレスの入力が必要な場合がある

Uniswapや1inchがそうでした。デフォルトでは出てこないので下記を入力しましょう。JPYC公式のリンクはこちらです。
JPYCコントラクトアドレス(Polygon):0x6ae7dfc73e0dde2aa99ac063dcf7e8a63265108c

少額のMATICを用意しておきましょう

Polygonのガス代はMATICで支払います。数円から数十円くらいなのでETHとは2桁か3桁違います。とはえい、ゼロになるとDEXなどで取引できなくなります。私は10MATIC程度ウォレットに入れていますが、万が一枯渇してしまったら、極小額のMATICをくれるサイトがあります。Faucet(蛇口)などと呼ばれています。昔から仮想通貨界隈にはこういう文化があり、様々な通貨で存在します。困ったら探してみてください。

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