日常

12時、浴室。

気付いたら2時間ほど居座ってた。

すっかり冷めた風呂の中で、色んなことを考えてた。
二足履いてたわらじを一足にして、何よりもそれを望んでたはずだったのにどうしようもなく苦しくて、 何が幸せだったのかを考え続けるのは、後悔と言わず何と呼べばいいのか。多分それは逃げただけ、そうやって名前をつければそうなんだろう。何となくそれがしっくり来ないのは認めたくないだけ。

もう終わりは近いのかもしれない。モチベーションという目に見えないものを頼りに戦うのは疲れた。自分には自分の幸せがあるんだ。もういいよね?誰も見てないことを続けるのは辛いよね?終わろう?

と、馬鹿な慰めをしてくる自意識を何とか黙らせて、自分を責め続ける。そんな毎日を送ってます。


きっと自分自身の終わりは何よりも劇的でなければいけないと思ってる。そのために日常をちゃんと生きなければ。そうでなければあまりにあっけない終わりになる。

毎日は、退屈と言うには絶望的で、かといって悲しいと呼ぶには無感情に進んで、けれども、アイツが楽しそうなことをしてる、アイツらがドンドン進んでいく。そんなことを見るたびに嫉妬が湧く自分にも嫌気がさす。

もう慣れた。置いていかれることには。

自分と戦う。それにも疲れた。

どう続けていくか、悩みは尽きないけど、尽きた瞬間に終わるんだろう。枯れないように継ぎ足す。それだけだろう。

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