【職業冒険家の確定申告という冒険2023】

僕は冒険とは、"自分の未知の領域へ一歩踏み出すこと"と定義している。そういう点では確定申告という専門を遥かに出た領域は真の冒険であるかもしれない。

職業冒険家を大っぴらに掲げているので、活動に携わる装備、もちろん冒険遠征自体も経費になる。またトレーニングは必須なので、ジム代トレーナー代なども費用がかかれば経費にできる。

去年は南極遠征の延期という溜飲を飲んだが。これは確定申告的にも大問題だった。南極に行くことで集めた支援金は遠征実行費用として相殺されるわけだが、延期になった場合、その支援金は収入なので税金がかかってくる。何千万円も集めている訳だから、これに課せられた場合、半分近く納税される。納税は素晴らしい事だが、支援して頂いた方々の本意ではないだろう。

南極の為と証拠のある収入は来年度に繰り越せる。例えば、南極用資金として契約書を交わしてるとか、支援金の封筒に"南極成功祈念"とか書いてあるとか、領収書に"南極"支援金としてと記載してあるとか。そうでないものは繰り越せない。なので洗いざらい、何かしらの証拠がないか調べ、繰り越せるものは繰り越す。

実は、僕は冒険以外はほんとLazyBoy(怠け者)である。
Today I don't feel like doing anything♪

こういう作業は大の苦手。この歳になって苦手分野はやらなくてもいいのかもしれないが、支援金の流れを自分で把握しなければならないので七転八倒しながらやり、最後は税理士さんに確認をお願いする。

全ての繰り越しは不可能だが、企業様支援金やクラファンなどのメインは問題なく繰り越せ、どうやらとんでもない自体は避けられた。今年は特にとんでもない大冒険だったぜっ!

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