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私と大山サーキット100

2023年の年末に高松山グルグルクラブ内のセルフチャレンジ企画 "大山サーキット100" を開催しました。
チャレンジの概要はPodcast "20ハシルコネクト" で話しているのでよければジョギングがてら聴いてみてください。

20ハシルコネクト特別編
「地元で100mileを走りたい」
高松山グルグルクラブの大山サーキット100

(↑こちらをクリック)

あと走りきったチャレンジャーRYUさんによるnoteのブログ記事と、上記に同じくPodcast "20ハシルコネクト"にてヤノケンによる完走までの話を別途しているのでよければ読んだり聴いてみてください。

チャレンジャーやエイドスタッフ、それぞれの物語があると思うけどこの記事はRD(レースディレクター)と呼ばれがちながら雑用なんでも屋担当として参加した私視点による物語であり備忘録と感想です。なので写真も自分が撮ったものしかほぼ使われてません。(動画は沢山撮ったけど写真もっと撮ればよかったな)

またやるのかな…。とりあえず反省や小さなトラブルはあったのでほぼ自分用のメモ書きです。
私目線で登場人物が沢山出てくるので大山サーキット100に参加してない方、高松山グルグルクラブを知らない方には退屈…いやよくわからない内容だと思います。

12月29日(金)
5:30

秦野駅の駐車場集合。
100mileにチャレンジする3名が駐車する駅前駐車場にてデポバッグなどを預かり、周回終わりの拠点となる山ギアショップ「HVITBART(ビットバート)」のノブさんの車に積み込み。これから走る3人スズカリ、ケースケ、ヤノケンとペーサーのハッセーは割とリラックスムード。
6:00の駅前スタートに向けて駅前に移動。ウッチーやギョウさん、石岡夫妻、ミチタロウ、シンゴさんが登場。甘酒を販売している「komeama」さんがサプライズで応援に来てくれた。ここで購入させていただいた甘酒を受け取る。

6:00-7:30

いざ

スタート。まだ空は真っ暗の中これから32km D+2200mを5周する。頑張って欲しい。
ギョウさんとkomeamaさん、石岡リョータ君は仕事へ。つーか仕事前によく来たな。
見送った後、ミチタロウ企画の水無川の清掃活動へ。ウッチー、HVITBARTノブさん、石岡チハルさん、シンゴさん、私の5人が参加。夜が明けてきた。ゴミはまぁまぁある。

水無川は水がない

7:30-9:30

チャレンジャー3人が第一エイドとなる「ヤビツ峠レストハウス」着予想が9:00だったのでウッチーと私は清掃活動を切り上げ、ウッチー車にてヤビツ峠レストハウスへ。こちらは通常26日まで営業だったにも関わらず、このチャレンジの為に29日午前中だけ開けてくれる事になった。ありがたすぎる。
さすが年末の快晴。駐車場にギリギリ滑り込み。バスも増発してるのか、15分おきに合計4台は来ている。めちゃくちゃ登る人多いな。その中の1台に乗っていたケースケの半周ペーサーする予定のバナナさんと合流。
事前に提出をお願いしてした各チャレンジャーの周回予想時間通り、ヤノケンがまず到着。元気そうだがスタート直後転んだそうで膝から血が出てた。ヤノケンの出発を見送った後、スズカリとケースケが到着。

人参ポタージュとバナナ
甘くてうまい

こちらのエイドメニューは地元産のにんじんを使ったポタージュ。とても甘くて美味しかった。
ありがとうこざいます!

ここでケースケから相談があり、ルールとして夜間はペーサー必須なのだが、当初はスズカリとセットで動き夜帯の3周目から正規ペーサーと合流予定だったがスズカリのイケイケペースにより合わず、2周目後半の夕暮れから終わりまで1人になるかもしれないと話があったので、急遽自分がペーサーとして走る約束をする。あ、ちゃんと走る着替え用意してなかったや…。まぁいいや。

10:00-13:00

ヤビツ走する人はもれなく食べてほしい

ヤビツ峠レストハウスにお礼を伝えウッチーと移動。ヤビツ走の起点、名古木交差点近くにある「丹沢大山五右衛門豆腐」にてお願いしていた豆乳ととうふどうなつを購入。普段からも食べていてとても美味しく、チャレンジャーだけでなくエイドサポートの方にも食べて欲しいので多めに手配。

そこからスーパーでフルーツや和菓子などを買い出し水無川エイドに向かう。
セーコさん中心に既にスタンバイしてくれている。今回チマキの「山笑う」さんもエイドサポートに申し出てくれ、豚汁と漬物を準備してくれた。それ以外にもケンさんがイチゴ、アヤノさんがおにぎりとこちらで準備しているエイド食以外にも差し入れいただいた。ありがたい。

いい天気
豚汁美味い

ヤノケンがやってきて90度のお辞儀をしていた。律儀なやつだ。その後でスズカリ、ケースケも到着し豚汁に舌鼓を打つ。年末にしては高めの気温とはいえなんだかんだで止まると冷えるので温かい汁物は本当に助かる。
チャレンジャー3人を見送ったところでエイドサポート組に撤収をお願いしてHVITBARTエイドへ


13:00-17:30

なかなかだな
だいぶやってんな

HVITBARTエイドの装飾が大変な事になっている。今回チャレンジ中の5周目スタートまでの30時間を営業しながらお店の半分をお借りさせていただくという中々の暴挙を許してくれた。
更に飲み物やHVITBARTのアツコさん手作りのおにぎりや豚汁などを準備していただけるなんて恐縮だ…。

この写真はグループから拝借

店内のホワイトボードに図やチャレンジャーのキャラを作り捜査本部さながらな遊び心で応援してくれているので案外楽しんでいただけてるのかなーと少し安心。

HVITBARTの常連の方から
UFOキャッチャー1発で取れたからと
蒲焼さん太郎100枚いただいたw
komeamaの甘酒は
量り売りで購入。

この辺で20ハシルコネクトの収録を1時間。
声ガラガラながら概要を話させてもらいました。

ヤノケンが予定より早いペースで進んでいるので2周目のヤビツ峠エイドの開始時間を30分早めるように担当してくれる仲間に指示。
2周目に突入する3人を見送りつつ、2周目後半のペーサーとして活動する為にウッチーにヤビツ峠に送ってもらう。


17:00-21:00

充実

2周目からはヤビツ峠のエイドをオープン。
登山道の脇にあり、登山者も多く通るがヤビツ峠レストハウスの方が市の担当に掛け合ってくれて場所の使用許可をいただいたので安心。石岡リョータ君&千春さん、マメさん、中井さん、再び山笑ふさんに参加頂いた。私は走るのでウッチーもエイドワークに参加し役割終了。ウッチーは朝5時からパシリのように買い物など振り回してしまった。とても助かりました。ありがとう。
陽が落ちてきて気温も下がってきた。

風の吊り橋はライトアップ中

ケースケのペーサーとしてジョイン。
なんだかんだでスズカリ&ハッセーと一緒に進んでいたので自分はいるのか?と思っていたが、登りで先行し下りで抜かされるのを繰り返すペースでなるほどなーと。特に後半はほぼ下り基調なのでケースケ1人になるのでペーサー必要だった。
ケースケは饒舌で楽しそう。まだコンディションは良さそうだ。

走りはじめてから痛恨のミス、20:00スタートの100km組の荷物を預かったりスタートを見に行けない事を走り初めてから気づく。LINEグループに連絡し、代わりにヤビツ峠エイドを終えた石岡夫妻にお願いする事に。すまん…。

水無川エイド

2周目の水無川エイド。20:11。
ここはセーコさん、シミシミズ、アヤノさんが担当。着いたら一際デカい方がいた、オビさんだ。
いつの間にここでエイドをやる情報を知ったのだ。とはいえ高松山外の方がこうやって駆けつけてくれるのは嬉しい。
(余談だがオビさんはエイド終えた後にHVITBARTでループ状のマフラーを「俺の首にハマったら買ったる買ったるガハハ」と豪快な買い物をして帰って行った)
こちらで用意した以外にチェアーなどが増えていた。手厚い。ロード6kmを走りHVITBART着でペーサー業務は終了し3周目ペーサーのイケメンリョーと交代。
スズカリはハッセーから3周目ペーサーとなるマキさんと交代。

ここで先行していたヤノケンの2周目ペーサーを終了したタマちゃんと初めまして。終えて銭湯に一度行ったけど財布?着替え?を忘れて戻ってきてもう一度行こうか、でも行ったら終電間に合わないと悩んでいた。
スズカリの2周分のペーサーしたハッセーは低血糖でソファで倒れてたw
22:00頃、逆走で一周する夜間マーシャル担当フジくんがスタートしたと言う連絡が。頼む時にバディ付ける?と聞いたが1人で悠々走りたいと。彼らしい。夜間ペーサーもいるが見回りがいると安全の担保ができるので助かる。

100kmの部のリューさんの夜間ペーサーをヤビツ峠起点で1周分走るペヤングに乗せてもらい、100mile3周目、20:00スタートした100km1周目となるヤビツ峠エイドへ。


23:30-(12月30日)4:00
この時間のヤビツ峠エイドのシフト担当は石岡夫妻とマメさん、次の時間帯担当だが早めに入ったニッシー。チャレンジャーの想定タイムより遅れ始めてたので真夜中にも関わらず、滞在時間長くなり申し訳なかった。
100km組のアロハ、リューさん、ペーサー阿部さんがやってきた。まだ1周目だし元気そうだ。

マメさんの防寒っぷり

見送った後、応援に来ていたタケちゃんに乗せてもらい水無川エイドへ。

深夜である
名作餃子

担当はシミシミズとミカさん、応援で藤本さんも参加してくれた。高尾からありがたい。
午前中にビヨンドでフルマラソンを激走してきた伊勢原のラーメン屋 「娘娘(にゃんにゃん)」の店長名取によるエイド飯の餃子の提供。いやー本当に美味いんだよ。あとパイタンスープにチャーシュー丼かけたオジヤ的なものまで。ありがたい。
1:40頃3周目の100mileのヤノケン、ペーサーミチタロウ組が到着。夜中だけど賑やかで楽しそうだな。

今回はチャレンジャーの動向はGoogle位置情報で共有していたが電波が入らない場所だと位置情報がバグってしまい、再び電波が入る場所になると修正されるを繰り返す感じだった。山頂付近やエイド近くに降ってくると把握できるようになるので今回は困る事なかったけど人数増えたら多分使えないな。

タケちゃんにお願いしHVITBARTエイドへ戻る。

ちょっと休憩…と思ったらダウンのポケットに入れていた私の財布がない!どこで落とした??
とりあえずヤビツ峠エイドのリョータくんと水無川エイドのシミシミズに連絡。
記憶を辿ると水無川エイドのミカさんからチマキ代を貰った時に財布を確認したので水無川だろうとタケちゃんに再びお願いして水無川エイドへ。チャレンジャーを待つ間に逆走してる時に落としたらしく道に残置されていた。助かった…。探してくれ無駄な仕事を増やしてしまいリョータ君とシミシミズ申し訳ない…。
この間にヤノケンは戻り4周目にスタートした模様。

再びHVITBARTへ。
せっかく30時間ぶっ通し営業してるなら昼間に買うのは勿体無いと思い、あえての早朝4:00頃にシェルを購入する。HVITBARTのアツコさんはいい感じに迷惑がっていたが、気に入ったものが見つかってよかったよかった。

流石に24時間起きているので少し寝かしてもらう…と15分くらい寝たところでスズカリ&ペーサーマキさんが戻ってくる。5時過ぎかな。

鬼…いや名ペーサーw

今回100mileの制限時間は40時間設定にしたが、実はこの時スズカリは残り2周を8時間で回さないとゴールできない状態。スパルタペーサーマキさんによりかなりケツを叩かれていた(比喩)
後半8時間回しはかなりギアを上げていかないと難しい。関門ギリギリゲームのスタートである。
4周目ペーサーの三田さんよろしく頼みます。
この辺でROOSTさんがHVITBARTに遊びにきてくれたような?お話しできてよかった。(後日の元旦の私の一食目はROOSTさんのカレーでした)

全体的にもペースが落ちていたので次からのエイドスタート時間を1時間半後倒しにする事を全体に連絡。3周目を走っているケースケも胃の調子が悪く厳しい戦いを強いられている様子。

後半3周分のヤノケンペーサーを予定していたミチタロウからグループLINEに急遽ペーサー交代出来る方はいないか?という打診。脚が痛いとな。ありゃま。
うーーーん…とHVITBART内のその場にいる名取やマキさんらと会議した結果、何かあれば何でも手伝うよと言ってくれてたエンドリのスクランブル出動に期待する事に決定。とりあえずまだ3時過ぎで寝ているはずなので連絡。起きてからの返信を待とう。
とはいえ、ミチタロウがペーサーを交代しやすいヤビツ峠の到着予想時間7:00くらいまでにエンドリからの連絡や到着が間に合わなかったらどうしよう。
というか厚木に住んでるエンドリが起きてからすぐ走る覚悟を決めてヤビツ峠に来るのはかなり無茶な期待なので頭を悩ませてたところ、風呂に行ったら終電が終わってHVITBARTで仮眠し始発で帰る予定のタマちゃんが、私がペーサー行きましょうか?と。
なんで?始発で帰る予定じゃなかったの??w

一応、エンドリが間に合った場合引き返して帰るけど走る準備してヤビツ峠に待機して最悪ヤノケンペーサーをミチタロウと交代します!と。
最高に申し訳ないけどこの時点では色々未確定が多すぎたのでタマちゃんに甘える事にした。

3:19に打診という無茶振りし
5:30に返事が。

個人的にはもう一つ懸念してる事があった。
ケースケの3周目終了が明らかに遅い。スズカリでギリギリペースなのにそこから1時間経っても到着する気配がない。
予定によると朝を迎えてからの4周目はペーサー無しの1人走行の予定。多分メンタル的な山場は4周目になる中で1人はかなり厳しいのでは…。

30日5:00〜19:00(段々とうろ覚え)

結局考えて、タマちゃんには無理言ってエンドリが色々と間に合った場合でもヤノケンの4周目後半ペーサーをお願いして、ケースケの4周目ペーサーにエンドリをぶつける判断。かなり2人には無理言ってしまった。帰るはずなのに20km走らされるタマちゃん、起きたてでとりあえず来いと伝えていきなり32kmトレランを強いられるエンドリ。申し訳ない。

ケースケが帰ってきた。
ペーサーのリョーによると少しネガティブになっていたようで、後半はかなり励ました様子。
とりあえず時間がないのは本人もわかっているようで行くというなら早くHVITBARTエイドを出さねば。

小さなトラブルは続く。
ヤビツ峠エイドで深夜対応していたニッシーとマメさんが本来全員通過している終了予想時間からかなり延長対応していたが、まだ通過してないチャレンジャーを待てず用事のため下山要望が来た。年末30日だし当たり前だ。申し訳ない。
ちょうどHVITBARTに水無川エイド担当予定だったが全体の流れが遅れてるので待機を強いられていたギョウさん、ユカリさんが来ていたので急遽交代してヤビツ峠エイドで対応してもらう事に。
そうなると、水無川エイドが手薄になるので本来ヤビツの予定だったマサさんに急いでもらい、カナさんと共に当たってもらう。
かなりイレギュラーな対応をみんなにしてもらった。助かった。

色々指示や状況を確認していたらニッシーとマメさんが無事下山。長い時間お疲れ様でした。

この後にヤノケンの奥さんナツさんと娘さんが来た気がする(眠気MAX)。パンの差し入れをいただき一つ食べたら限界を迎え少し寝かせてもらった。多分20分くらいウトウトしていたらヤノケンが4周目を終え戻って来た。

とうとうヤノケン、ラスト1周。
いざスタートしようとしたら本来ペーサー予定だったミチタロウがいない。
タマちゃんとヤビツ峠で交代してから足と身体を休めるために秦野駅近くの自分の家で寝るといったきり連絡とれず。…まだ寝てるなw
「どうしよう!ペーサーがいないよ!」と言うので起きたてほやほやの私が急遽ペーサーとして付く事に。ミチタロウに起きてヤビツ峠で交代してくれる事を期待してさぁ5周目。

信号待ちで座り込むヤノケン
心身共にギリギリだな。
高取山

既に120km以上走っているヤノケンは疲れに疲れ、私は眠く年相応に疲れていた。時折くだらない話をしつつ、けど無言の時間も多かった。なるべく先導し止まらないペースで引っ張る。斜度がキツい前半の核心部はの急登もリズムで登り切る。足裏が痛いといいつつもヤノケンは力強かった。

大山山頂手前のすれ違いで100kmの部、
アロハとリューさん、ペーサーのレイさん

途中、ミチタロウからヤビツ峠で交代する旨の連絡。あぁ…助かった…が本音。改めてこれを5周するとか信じられないな。

最後のヤビツ峠エイド
ギョウさんゆかりさんはとても長い時間
エイドサポートついてくれました。

ヤノケン最後のヤビツ峠エイド。あと半周!
エイド担当はギョウさんとゆかりさん。昼間から最終的に22:00近くまで付いてくれました。ありがとう。
ここでミチタロウとペーサー交代。
一緒にやってきた阿部さんは半周休んでこの後に来る100kmのアロハのペーサーに復帰。なんで半周だけ休んだんですか?って聞いたら、「自分はチャレンジャーじゃないから全部走るのはなんか違うとおもって」という言葉が阿部さんらしく印象的だった。謙虚な人だなぁ。

エイドに応援に来ていたヨッシーの車でHVITBARTに戻る。乗り込んでから少し話をしているうちに気絶するように寝落ちして気付いたら到着してた。すいません。。

ペーサーをしてからの6.7時間は全体の流れを把握できてなかったので溜まりに溜まったグループLINEを確認。スズカリは4周目後半にイラストを描いてくれた「みやかわさん」と並走し、5周目ペーサーのショーさんと共に関門ギリギリゲームを楽しんでいる様子。
水無川エイドもマサさんとヘルプで急遽アヤノさんも手伝いに来てくれたみたい。おかげで担当カナさんが選手が来ない間に暖を取っていた際にダウンが溶けた以外は問題なさそう。
そして4周目を16:00に終えたケースケが16:20に5周目突入したと。なななんと。

今だから言えるけど俺から見るケースケはとても気を使う人、使いすぎてしまう人。正直、制限時間に間に合わないとわかった段階でケースケ自身がやりたくても周りにかける負担と迷惑を全て把握した上で身を引くかもしれないなと予想していた。だが今回はそれをわかった上でチャレンジという自分のワガママを優先した事に驚いたし胸が熱くなった。
5周目ペーサーのセブンよろしく頼みます。

…さぁて、ということは予測22時前後のヤビツ峠で終わるかもしれないけど、もしかしたら延長戦の可能性が出てきたぞw
さーてどうしようと考えてみたら

とにかくLINEをさらされるエンドリ

とりあえず明後日(つまり31日)まで大丈夫という言質を取ってあるエンドリとは一連托生で決まり。そして当初は最終チャレンジャースタート時点で撤収予定だったHVITBARTさん(そもそもに既に30時間位営業してるし30日昼過ぎで終了予定だった)のノブさんも最後まで面倒見ますと言っていただき、待機場所として引き続きご協力いただく事になった。ありがたい…。
1人だったら俺は続ける事を許してたかなぁ。と未だに答えは出ないのでエンドリとノブさん、あとなんだかんだいてくれるミチタロウには助けられた。

30日 19:00〜22:00

ヤノケン(実際はペーサーミチタロウ)より連絡があり、本来は最終の5周目はHVITBARTを経由せず駅前ゴールの予定が最後お世話になったのでゴール前にお礼を言いたいのでHVITBARTに寄りたいと。律儀なヤツだ。寝る寸前だったHVITBARTアツコさんも歓迎してくれ了承。やってきたヤノケンを見ると少し泣いているように見えた。
その後HVITBARTから大急ぎで駅前へ。

黄色いなw

というわけで100mileの部まず最初に駅前にやってきたのが
ヤノケン (ペーサー ミチタロウ)
19:31(37時間31分)でゴール。

シンゴさんが作成してくれたゴールテープで迎える。やり切った顔が満足気だ。ゴールした途端に気が抜けたのかとにかく足裏痛いと座っていた。

なんだかんだ労ったり話していると続いて100kmの2人もそろそろ駅前着という事で迎える。
当初は3周+権現山の予定だったがチャレンジャーが満身創痍だった事と腕時計がほぼ100kmになりそうということで川沿いを往復で距離の帳尻を合わせゴール認定に。ここまで既にD+6000m以上もやってきたんだ。大したもんだ。

100kmやりきったね

100kmの部
アロハ(ペーサー阿部さん)
リューさん(ペーサー レイさん)
19:53 (21時間53分)でゴール!

最後までチャレンジャー同士励まし合いながら一緒にゴール。川沿いからヘッドライトの光が見えた時は少し泣きそうになった。

チャレンジャー&ペーサー陣はとりあえず風呂へ。次にゴールするであろうスズカリは22時前予想なので私とノブさんは一度HVITBARTへ戻るとナカイさんとスズカリの3周目ペーサーのマキさんが家での所用を終えゴールを見に再びやってきた。いいね熱いね。21:00過ぎに水無川エイドよりスズカリの通過連絡が届きエイドを撤収しシンゴさんカナさん含めてゴールを待つべくみんなで再び駅へ。

駅で待っているとヤビツ峠エイドにいるユカリさんから入電。ケースケがヤビツ峠エイドに到着し先に行く意思があるので送り出して良いか?という確認。ちょうど当初の制限時間22時近かったので2.3秒考えたけどケースケの意思に任せますと返事。(少し歯切れが悪かったことを後悔w)
もちろんケースケは進む事を選んだ。
ここでヤビツ峠エイド活動終了。ギョウさん、ユカリさん本当に長い時間お疲れ様でした。

ゴールのテンション1番高いスズカリ

100mileの部2人目の完走は
スズカリ(ペーサー ショウさん)
21:44 (39時間44分)でゴール。

後半2周を垂れたら終わりという状況でキッチリ纏める強さはさすが。あとはペーサーが特に多かった。この辺も人望だろう。

photo by ノブさん
スズカリの周りには人が集まるね。

HVITBARTへ戻り労いつつ片付けながら、ここでとりあえずは終電などもあるので一旦解散。
ここからはエンドリ、ノブさん、私の延長戦でケースケとセブンを待つ。

30日 23:00〜31日 4:30

とりあえず1:30に水無川エイドに到着を推測し、必要なものがあればエンドリとエイドワークすると伝え、1:00にタイマーをかけ、0:00過ぎに寝る…。1:00に一度起きてLINEを見たらセブンより特に何もいらないとあったので(助かった…と思いつつ)再び睡眠…2:00起床。

深夜2:19。エンドリの
水木しげる感

位置情報を見ると着実に最後のロード6キロを進んでいるので川沿いを逆走してケースケを迎えに行く事にした。
ラスト3キロ地点で遠くからヘッドライトが見えてきた。走っているような歩いているようなペース。まずはお調子者のセブンが元気に駆け寄ってきて、その後に声がガラガラなケースケが君のせいで自分も声がガラガラになったと言っていたが多分疲れてるだけだよ。
ラスト5周目の10時間半の2人旅の思い出話に水を差すのも悪いのでゴールで待ってる旨を伝え
駅前へ。駅前にはエンドリ、ノブさん、ミチタロウに加えて、なんとセーコさんとカルチャーランニングクラブのストウさんが。31日の深夜2時過ぎにも関わらず駆けつけてくれた様子。いいね。

長旅だったね
ゴールに導いてくれたセブン

最終チャレンジャー
ケースケ( ペーサー セブン)
31日 2:57 (44時間57分)でゴール!

いやはやおつかれさま

今回チャレンジャー最年長の約50歳。10月のコウミでは4周目でリタイヤからの今回の完走はとても感慨深いものがあった。20代のセブンと10時間どんな事を話したラストだったんだろう。そのうちに聞いてみたいな。

ケースケは帰り、セブンは始発まで万葉の湯に行くと言っていた。
HVITBART撤収し、ノブさんに感謝と挨拶しエンドリに家まで送ってもらう。
エンドリには最後まで助けられた。裏方の救世主的な現れ方をしてオイシイところを持って行ったなぁ。
帰宅しシャワー浴び、記録によると4:35に布団の中で全体グループに感謝のLINEを打ったようだ。
29日からまるまる48時間。睡眠時間はトータル2-3時間か。やろうと思えばなんでもできるね…。

まとめ
まずはチャレンジャー全員が完走できたこともそうだけど、全員が大きな怪我なく無事に終えられてよかった。
ボランティアスタッフもかなりイレギュラーな対応を強いられた方もいて恐縮だが本当に助けられました。
そして文面には出てきてないけど、「innerfact」さん、「アスリートコーラ」さん含め沢山のお店さんなどにご協力いただきありがとうございました。改めてお礼申し上げます。
昼夜問わず応援に駆けつけてくれた仲間もありがとう。
今回、私がやろうぜ!といって始まった企画ではなく、高松山の仲間がチャレンジしたい!という意気込みからスタートしたことが功を奏していい流れで準備もできて、天気にも恵まれ素晴らしい形で完結できたと思ってる。

今年(2024年)もやるのか?
個人的には当たり前に毎年恒例にするつもりはありません。みんな忙しい年末だし、今回だって天候以外にも気温があと5℃低かったら全然違う結末だと思ってるし、これほど今回よくしてくれたご協力いただいた皆さんに毎年あるからよろしくね?と口が裂けても言えません。
ただ、チャレンジしたいというまた仲間が現れて熱意をもってやりたい、それに向かって成長したいという事がもしあれば…検討したいと思ってます。今回のチャレンジもこれを一つのきっかけとしてみんな更なる飛躍の足掛かりになればいいな。
色々な反省もあったけど、年末に楽しみ思い出を作れて終わりよければ全てよし!みんなに気持ち「よく良いお年を!」と言えてよかった。
改めてみなさまありがとうございました。
引き続き高松山グルグルクラブもよろしくお願いします。

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