見出し画像

[雑記]新型コロナワクチンの働き

薬品関連銘柄の下調べの中で投資には直接関係ないですがファイザー、モデルナのワクチンについて勉強してみました。

※私は医療従事者ではありませんので下記は参考として取り扱い下さい。

ワクチンの種類

特に日本では主流のファイザー、モデルナ製ほワクチンはいずれもメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンに分類されます。

mRNAワクチンの働き方

画像2

(写真=コロナウイルス)

コロナウイルス表面にはスパイクタンパク質がありこれが人の細胞に結合します。これがいわゆる感染です。

このスパイクタンパク質への抗体(くっつかない様にする)を持つ事が出来れば感染しにくくなると考えられます。そのためにはスパイクタンパク質の存在を免疫細胞に教えてやる必要があります。しかし残念ながら非常に複雑な形状で人工的に作るのは難しい様です。

画像1

(写真=スパイクタンパク質)


しかしその設計図であるmRNAは作成可能で、これをタンパク質の膜で包んだ物を注射すると細胞内リボソームでスパイクタンパク質が作成出来る様になります。これにより免疫細胞は以後スパイクタンパク質を異物として認識し抗体作成します。

mRNAの良いところ

mRNAは体内で20分以内で分解され、人のDNAに組み込まれいたずらをする事はありません。長期的な副作用がないのが良い点です。

接種方法と注意点

これらのワクチンは一回目から四週間あけ二回接種する必要があります。二回目接種後二週間後は感染予防90%, 発症予防94%, 重症化予防100%の効果を発揮する様です。ワクチン接種直後に効果が出るわけではないのが注意点です。

副作用としてはアナフィラキシーショックがあり過去にこれを生じた事のある方は注意が必要です。また接種部の痛みなどもある様です。

変異株に対しては現在1/3〜1/6の効果しか発揮しないため、ブースターワクチンの開発が待たれます。

最後に

冒頭にも記載の様に私は医療とは無縁の人間ですので、接種する/しないはご自身の判断でお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございます(≧∀≦)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?