小学生の頃からパソコンヲタクでした

こんにちは、オレです。

コンピュータ(PC)に初めて触ったのは小学6年生の春休みだったと思います(明けたら中学1年生)。
団地住まいだった隣の同級生がある日、凄く楽しいところがあるので一緒に行こうよって誘われまして、自転車で向かってみたのが駅前にある雑居ビルでした。
中は凄く薄暗く、怖かったイメージがあります。

その2階に煌々と光るガラスケースにPCがズラリと並んだパソコンショップがありました。
ここから自分の人生が始まりました。

最初は人のやるのを見るだけだったのですが、ゲームのやり方をそこに毎日来ていた同士(お客さんだったかは微妙w)や店員さんに教えてもらい、Apple2のコンパチ機にロードランナー、アズテック、チョップリフター、ウィザードリー、ウルティマなんかを毎日遊んでいました。

小学生の頃からゲームセンターで遊ぶのが大好きだったのですが、家庭はそれほど裕福ではなく、ゲーム代なんかはほとんどありません。昔は1プレイ10円なんてのもありましたので、1日50円のお小遣いを使ってゲームセンターに入り浸っていたのを覚えています。

そんなゲーム三昧から、このパソコンショップへ来た時の衝撃は無かったです、何せゲームがタダで遊べるんですよ。それも何回でも。
また、当時アーケードには無かった戦略性みたいなものや、時間を掛けてクリアするという攻略性みたいなものがあり、アーケードゲームとは全く違った世界が広がっていました。

ゲームにも飽きてくる頃には、ショップに来ていた他のメンバーもカタカタと文字を打っています。それ何してんの?って聞いたらプログラムを組んでゲーム作っているんだって自慢げに言われたのですが、小学6年生からすれば「すげー!!」の一言ですよ。
そこからBasicっていう言語を教えてもらいながら、自分もプログラムを組んでみる楽しさみたいなものを体験しました。

そこから毎日、子供には買えないPCをその場で使わせてもらってBasic言語でキャラクター文字を使ったアドベンチャーゲームなんかを作っていました。

当時は記憶媒体もテープリーダーしかなく、それも本体には付いてないPCが多かったので、その場でプログラムを売っては消すって感じのプログラムしか書けなかったんですよね。
ショップには8inchのフロッピーディスクはあったんですが、業務機に付いておりPCには記録機器がまだオプションで付くレベルの時代でした。

そんなことを続け、中学生の時にはPCを1年かけて親にせがみ、PC(MZ721:MZ700シリーズのカセットテープリーダーライター付)購入してもらい、高校生の頃にはX68000をローンを親に組んでもらってバイトで稼いで毎月支払いながら、自分のPCを維持していました。

そんな自分なのでコンピュータの事は大概理解しており、高校2年生の冬休み辺りには大学に行くか、専門学校に行くかで悩んでいました。

大学は4年制、専門学校は3年制、世の中バブルで早く世に出た方が年収も上がりやすい。こんなことを考えて、結論専門学校を選択しました。

入る専門学校は3年制のため、受験がありました。ただし、推薦もあったため、担任にお願いして推薦状を書いてもらい、願書出す時に感想文の提出があったんですよ確か800字だったと思います。
コンピューターの勉強をしたい理由だったが、業界についての今分かる感想なんかだったと思います。
担任も僕の意思が固いというのもあり、感想文も国語の先生にマンツーマンで添削してもらって書いたんですよね。懐かしい・・・。

受験当日、試験は午前、午後に分かれており、午前はコンピューター概論、午後は国、数、物理、英語、プログラム言語の問題が出題されました。

午前中の問題はスラスラと多分95点か100点取ったと思います。

午後は国語と数学、物理はまぁ良いとして、英語ボロボロ、プログラム言語もやったこと無い言語だったので、まぁこんな感じ?くらいの回答だったと思います。

それでも手ごたえはあったので、少なくとも合格はしたと確信していました(専門学校だったのでさすがに試験で落とすとも思ってませんでしたしね)。

受験結果が高校に届けられました(推薦だったので、高校に直接届いたんですよ)。担任の授業中(うちの担任は社会の先生だったんですよね)、授業開始と共に推薦入学の合格通知が来たと発表されました。
俗に言う特待生っていう権利を手に入れたわけです。
他のクラスメイトは殆どが大学受験なのと、専門でも一般受験だったので、準備中くらいな時期でしたね。まぁでもクラスメイトからすれば、何で大学行かないの?くらいの扱いだったんですよ。うち進学クラスだったのでね。

親にも専門学校受験って話を切り出した時には、泣かれましたよ。何で専門学校なんだ?ってね。
今じゃ考えられないでしょ?昔は大学行かなきゃクズ扱いでしたからね。

でも、ほんと良かった。入学金免除だったのが親も喜んでくれまして、家計にも少し寄与できてよかったなって思ってました。

ここからディープなヲタクに一直線に入って行きます。今のオタクのような小奇麗さなんてないですよw ガチヲタですからねw

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