金星人
皆さんは、地球外生命体・・・所謂、宇宙人の存在を信じますか?
俺は、まぁ~宇宙は広いから居てもおかしくは無いかな?とは思っていたんですが・・・
夢?現実?よく分かりませんが今、目の前に金星人と名乗る光った人が立っています。正確には立ってるんじゃなく浮いてるのか💦
詳しく、状況を説明しますと・・・
学校から帰って、ご飯食べて、お風呂入って、ゲームして、明日の準備して、寝てたら突然寝苦しくて目が覚めて、目を開けたら金縛りで動けなくて、目の前に金星人って人がぷかぷか浮いてる状況・・・
至ってレアなケースなのでかなりビビってますが、金星人は、まぁまぁ大丈夫だからみたいな感じで偉くフレンドリー
金星人は、地球人ってみんなお前みたいなのか?って聞くんだけど、何に対して聞いてるのかが解らない💦霊感体質の事?人としての構造?・・・どれくらいの時間か解らないけど色々話した気がする。多分、世界で金星人に愚痴や人生相談をしたのは俺だけだと思う。
金星人は、来るべき時に備え地球人がどういう生命体なのか調べに来たと言う。それが何で俺の所なのか訳が解らない💦ってかかなり眠い😴
金星人は言った
「お前は本当に興味深い!まずはお前の周りから調査して行く事にしよう・・・〇〇〇と言うキーワード忘れるなよ」
そう言った様な言わない様な・・・
俺はまた深い眠りについた・・・
翌朝、いつもの様に学校に行った。
教室に入ると、ちえこの鋭い視線が刺さる💦これは、悪意ではなく、ちえこ流の朝の挨拶(だと思う)。席に着き、荷物を片付けてるとタカシが走ってきた。タカシは、高校に入って出来た友達第一号(ちえこを除く)である。
「まさるん!遅せぇよ!」(いや・・・いつもの時間だが)
「けいちゃん!まさるん来た!」
けいちゃんとは、タカシの彼女。学年内でも結構上位な方に入る美人で、男子の憧れのマドンナである。それを射止めたタカシは人気者ではあるが、嫉妬の標的とされる事も多い、幸運と不幸を同時に手に入れた人物である。タカシに呼ばれするするっと俺の横に立つけいちゃん・・・凄くいい匂い・・・ふわふわな気分・・・
ズキューン!と頭を貫通する鋭い視線・・・ちえこ様である。
「あのさ・・・宇宙人って・・・居るの?」
あの可愛いけいちゃんから、意外な質問・・・
「広い宇宙のどっか・・・」
「私!宇宙人に襲われたの!」
周りくどい言い方は要らないんだとばかりのけいちゃんの一言にびっくりした💦
詳しく話を聞くと、彼女の家は公団の3階で夜中突然ベランダが光り輝いたそうだ・・・その眩しさに気が付き目を覚ますも身体は動かない。自然とベランダのカーテンが開くと、そこにはUFOらしき物体が浮かんでおり、中から光り輝く人型の生物らしき物が降りてきた。数は三体。部屋の中に入って来ようと試みるも窓ガラスがあり入れない。ぶつかったり、叩いたり、ガタガタしたり・・・当然鍵が掛かっているから容易に入る事は出来ない。諦めて帰ってくれるのかと思った瞬間。何気一匹の手が窓ガラスをすーっと突き抜けた。まるでマジック。この方法で入れると解ると3匹は部屋に侵入し、けいちゃんに近づいた。声を出したくても出せず、逃げたくても逃げれない・・・けいちゃんは恐怖のあまり泣きじゃくったそうだ。
3匹の生物は、けいちゃんの着ていた物を脱がし、力づくでうつ伏せにし、腰とお尻の堺目辺りに何かを呟きながら注射の様な物を打ったそうだ。あまりの痛さに気を失うかの如く眠りに入り、目を覚ますと着衣の乱れすら無かったとの事。ただ、注射の痕の様な物は虫刺されの様に赤く残っており。〇〇〇と言うキーワードはハッキリ覚えているとの事
思春期真っ只中の男子が目の前のマドンナが着てる物脱がされてなんて話聞かされて正常な思考回路が働くと思いますか?
ゴツン!
ちえこ必殺の古典(分厚い)の教科書の角パンチが我に戻してくれた。
夢か現実かは分からないが、とりあえず、注射の痕はちえこの付き添いで医者に見せに行く事となった。
キーワードとなった〇〇〇
俺からしたら間違いなく現実何だけど・・・何でけいちゃんが襲われるのか?全く分からない。
金星人・・・本当に謎だらけだ
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