あの時の先生に言われた一言が、僕の人生を決定づけた・・のかもしれない
むか~し昔のお話・・
僕の人生を語るのに、必要不可欠なエピソードです。
爪の浮くような、あの嫌な音を響かせて
黒板に正の字がキュルキュルと書かれていく。
〇〇君、班長に当選確定!
〇〇さん、班長に当選確定!
〇〇君、班長に当選確定!
小学5年生の2学期始まりに、
僕らのクラスでは班長選挙が行われていました。
6つの席に、立候補者が7人。
残りは3枠。
まさか、俺は楽勝だろうと高を括っていたけれど
残りの枠が徐々に減っていく。
須藤・・
高橋・・
須藤・・
大貫