見出し画像

讃岐うどん

台風14号の影響でダイビングの予定を1日早く切り上げることになり、讃岐うどん巡りに行ってみようと思い立ち朝早くに愛媛県愛南町を後にした。

最初の目的地は「谷川米穀店」、香川県と徳島県の県境近くにあり、市街地から少し離れていても休日には長い行列が出来るほどの人気店である。
愛南町から香川県まんのう町まで車で約4時間、結構な移動距離ではあるが香川(坂出市あたり)から自宅までは車で約2時間半ほどの距離なので遠回りと言うほどの寄り道でもない。

開店は10時半、麺がなくなればその時点で終了。カーナビは11時30分ごろ到着と予測するが、過去に売り切れで涙を飲んだことがあるだけに何となく嫌な予感が頭の中をよぎる。

二度あることは三度ある

そして、二度あることは三度あるのである。
まさかの臨時休業(涙)、足かけ何年になるのだろう、前々回は売切れ、前回は臨時休業、そして今回の臨時休業でまんまと3連敗を喫することに。

臨時休業のかんばん

確認不足と言ってしまえばそれまでだが、お店のWebサイトでは土日祝日の休業に関する記事が見当たらなかった(ただ自分が見落としていただけかかも知れない)。老婆心ながら重要なことはもっと目立つように書くべきと店主に強く進言しておきたい。

いまさら自分自身の確認不足を後悔したところでどうすることも出来ないので、気持ちを切り替えて次のお店へ向かうことにした。

こんなところに製麺所


三嶋製麺所

こちらのお店は広い道(国道438号線)に面していないばかりか、お店の看板すら出していない。その存在を知らなければ100人中100人が間違いなく通り過ぎてしまうような場所にその店はある。

うどん百名店のステッカー

こちらは映画「UDON」で一番最初に出て来たお店。お品書きは「うどん」のみ、市街地のうどん店で見られるようなトッピング(揚げ物の類い)は何もなく、しいて言えば「生卵」と「ネギ」くらいである(笑)。味付けも醤油(讃岐うどんに合う旨味醤油)のみで、テーブルには醤油のほかは一味辛子だけ。まさに「うどん」だけで勝負している本物のうどん屋さん。

うどん大(熱)と生卵で300円

注文の手順はいたってシンプル、「熱い」か「冷たい」そして「うどんの量」を伝え、お会計は食べ終わったあと自己申告でもって精算。もし、注文のときにあわててお会計を済ませようとするものなら「こいつ県外から来たな」といった感じで常連や地元民から冷ややかな視線を頂戴することになると思われるので注意されたい。

坂出に来たらはずせないお店

坂出山下うどん

坂出まで来るとかならず行ってみたくなるお店。

芝エビのかき揚げ

その理由は「芝エビのかき揚げ」である。もちろん「うどん」も美味しいお店ではあるが何をさておいても「かき揚げ」なのだ。

ここに揚げたてが並ぶ

ただ、揚げ物を取りすぎてしまうと色んな意味でエライことになるので注意しなければならない。

「かけ小」と「芝エビかき揚げ」

本当はもっといろんなお店を紹介したいのではあるが、何軒もハシゴが出来るほどのキャパもなく「讃岐うどん紀行」はここまで。
また機会があればじっくりと紹介してみたい。