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「ゆびさきと恋々」の2期を制作して欲しい

先日終了した2024年冬アニメ「ゆびさきと恋々」の続きが見たい。
見たくてたまりません。
今 tverで1話から12話が、4月5日まで見ることができます。
この記事を読んだ方が、興味を持たれて、再生回数がもっともっと伸びて
2期制作につながるといいなと書いてます。

人気ランキングでは上位にランクインしていませんが、
はまる人には直球でスバっとはまるアニメです。
人気が低迷したまま2期を制作されず、終わるに惜しいアニメです。

簡単にストーリーを説明すると
聴覚障がいのあるヒロイン、雪ちゃんと
イケメンの逸臣君とのピュアラブストーリーです。

新しい切り口
過去に「愛してくれと言ってくれ」「星の銀貨」「silent」「名もなく貧しく美しく」聴覚に障がいのある登場人物の物語はたくさんあります。共通して、悲しくて、辛くて、暗くて、切ないのですが、
このアニメにはそういう要素がほとんどありません。
大学生の恋愛模様がメインの新しい切り口です。

さわやか三角関係
しかも三角関係が数か所、存在しても、
ドロドロなし。さわやかな三角関係。
悪意のある人が登場しません。
「冬のソナタ」のチュンサンとユジンの二人を周囲の嫉妬が、がんじがらめにします。
ここまでやるかって、見ていてあきれる。
このアニメはこの要素がほぼゼロ。かわいい嫉妬はちらりと出ますが、許せる範囲です。
性善説なドラマです。

大塚剛央さん
そして「推しの子」のアクア。「薬屋のひとりごと」壬氏を演じている大塚剛央さんが雪の幼馴染、桜志君で登場します。
ちょっと高めイケボの大塚さんの演技がぴったりはまって、そこだけ何回も再生してしまいます。
大塚さんの声にも注目です。

丁寧な動画
最近のアニメのアクションは、高度で信じられないほど俊敏で華麗な動きをします。
反面、会話シーンは、ほとんど動きがありません。紙芝居風です。
話す方の口だけが動き、聞き役は目を時々瞬きするだけです。
「ゆびさきと恋々」は、アクションシーンはなく、地味で淡々した場面の中で、登場人物たちは、身振り手振り、手話を使って感情を表現します。
手の動き、顔の表情といった、パッと見の派手さはないけれど、手の込んだ一つ一つが丁寧な作りのアニメです。

雪の音
主題歌 オープニング主題歌Novelbrightの「雪の音」も、かすれた声がしみじみ心に染み入ります。 知らないグループでしたが、これからの活躍に注目です。

桜志君
「のだめカンタービレ」ののだめ。
「スキップとローファー」のみつみ。
「ちはやふる」の千早。
この3人のヒロイン。実は、私は嫌いです。
「ゆびさきと恋々」も、同様に最初の1、2話は雪という女の子が好きになれず、惰性で見ていました。
しかし、途中から、思っていることと反対の言動になってしまう幼馴染の桜志君(「スパイファミリー」のダミアン様みたい)が、気になりだして、最後まで見てしまいました。途中放棄しなかった私はラッキーです。桜志君ありがとう。

「ゆびさきと恋々」
2024冬アニメ。「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」はもちろん素晴らしいです。話題になるのは当然です。でも、その陰で、ひっそり終わってしまうには惜しい作品です。いくつになっても乙女な心に戻れるアニメです。現実の日常にお疲れ気味な人、人間不信中な人、イケメンに癒されたい人に見てもらいたいです。

追記、こんなものいただきました。
皆様のおかげです。ありがとうございます。







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