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仏教に学ぶ生き方、考え方「UFOキャッチャー」

 大型店舗の「ゲームコーナー」には所狭しとUFOキャッチャーが並んでいます。

 一段と「大型」になり、アームも長くなって景品も大きくなりました。

 それが大型のケースに飾られているとどうしても「欲しく」なり、百円、また百円とどんどん「注ぎ込む」こともあります。

 結局何千円も費やして、やっと一つ取れるか、取れずに「諦める」かという経験はあるのではないでしょうか?

 でも不思議とゲットした景品は、すぐに要らなくなり、誰かに「あげてしまう」なんてこともあります。

 ということは元々欲しいと思っていないモノが、ケースに入れられているだけで、欲しく「感じてしまう」のではないかと思っております。

 そういうことは、他にもよくあるのではないでしょうか?

 まだ「手にしていない」資格、車、家、免許など、それが手に入ると幸せなイメージを刷り込まれて「欲しい」と感じてしまう。

 そして、それに「労力とお金と時間」を注ぎ込んでしまうのではないかなと。

 そういうことを避けるためには、なるべくUFOキャッチャーの前を通らないようにするか、小銭を持ち歩かないようにするかしかないのかもしれません。

 少なくても本当に欲しい物かどうかを一度「考えるひととき」を作りたいと思っております。


☆今日の一句☆

 見せられて
     飾られ心を
          燻られ

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