自殺に至らしめるメカニズム。
人は
感情⇔思考バッドループに入ると
現実の認識能力が薄れてきて
(現実検討能力の低下)
妄想の世界に入ってしまう。
自分が認識していることが
現実にはないんだけど
あたかも
現実にあるように感じてしまう。
そして
その妄想が自分にとって苦しいものなら
その苦しさから逃れたいと思う。
しかし
どうしても逃れられないのだ!
という妄想に入った時に絶望する。
その絶望から逃れる一番の手段は
自殺です。
実際にはそんなことは存在しないのに
(絶対的なエビデンスは存在しないのに)
上記の言葉のように
~なのだ!
~なのです!
みたいな断定系の言葉を使い始めたら
その人は要注意です。
妄想の中にいるということです。
ほっておくと
どんどんと
現実の世界から離れて
苦しみの中に埋没していってしまいます。
一度この心の癖ができると
感覚(知覚神経系)
と
感情(自律神経系)
が
この状態を覚えてしまって
なかなかこの状態から逃れることが難しくなります。
一人では
自己完結になり
抜け出すことができません。
そのような方は
カウンセリングが必要です。
自分で抱えずに相談してみましょう。
そして
まわりにそのような方を見つけたら
医療機関につなげてあげてほしいのです。