ストレスチェック制度の盲点。

企業の方々含め
多くのクライエントの方に見られる
認知（物事の捉え方）の歪みに

”先読み不安認知”があります。

気持ちが勝手に未来に行ってしまって
その上に
その未来がうまくいかない事にしていまう。

それが現実なら
お先真っ暗
出口なしの人生になるのです。

”先読み不安認知”が作動すればするほど
未来が破綻してしまうのです。

それは
認知の歪みによる

単なる”虚構”なんです。

しかし当の本人は真剣にそう考えているので
”虚構である”
こと自体に気付けなくなって
それがあたかも現実のように感じていくわけです。

こうなると
自分の中でぐるぐるマイナス認知が作動してしまって
止められない悪循環に入り
最終的に
うつ的な精神破綻が起きるのです。

そのマイナス認知が作動してしまっていることに
気付かせるのがカウンセラーであり
早期発見、早期治療であるのです。

ストレスチェックはそのために存在するのですが
ストレスチェックの内容を当事者以外見られないために

当事者の認識が変わらない限り
早期発見、早期治療ができない部分が
ストレスチェック制度の盲点だと感じています。

プライバシーを開示することによるデメリットを気にしすぎて
開示のメリットをそぎ落としてしまっている制度だと感じています。

ストレスチェックで
高ストレスと表示されていても
ほったらかしてしたら
上記のような展開をしていく可能性があるのです。

メンタルは一人では対処できません。

まず
他者の力やプロの力を借りて対処していくのだ！！
というメンタルヘルスに対する認識が
必要だと感じる今日この頃です。

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