カナメモチの真っ赤な葉っぱ

画像1 カナメモチの真っ赤な葉っぱを、あちこちで見かけます。春と秋に赤い新芽を出しますが、春はひときわ新芽が多くてよく目立ちます。猪子山の麓や登り口あたりにも植えられていますが、日差しの強い場所が好きなのでしょうか、日陰に植えてある個体はあまり元気がありません。こちらは麓の個体で元気です。生け垣などにも多く植栽されています。
画像2 今は、引き続きミツバツツジが真っ盛りですが、例年、大株で立派に咲く個体に出会いました。
画像3 猪子山三角点(267.5m)の道標の場所にも咲いています。今がミツバツツジ鑑賞の絶好の時期、あっちもこっちもという感じで、飽きることがありません。
画像4 ゼンマイも芽を出し始めました。ゼンマイは食べられますが、こちらは食用に向かない胞子葉(男ゼンマイ)だそうです。
画像5 タカノツメ(鷹の爪)の葉っぱがさらに展開しました。葉っぱは3枚に分かれていますが、よく似ているコシアブラは5枚に分かれているので、すぐに違いがわかります。
画像6 道中の山路川で見つけたオオカワジシャ、小さな綺麗な花をつけていますが、調べてみると特定外来生物とか? 毎年、春になると川の中のあちこちでズンズンと大きくなり、大株が目だちます。
画像7 何年か前に山中で一本だけ見つけたムベの木です。花芽が伸びてきて、もうすぐ開花します。アケビの仲間だそうですが、アケビは落葉樹、こちらは常緑樹です。また、アケビの実は口が開きますが、こちらは開きません。葉っぱが3枚、5枚、7枚とあるので、「七五三の縁起木」とされているそうです。もうすぐ開花、楽しみです。
画像8 ドウダンツツジの白いスズランのような花が、一気に開花を始めました。昨日とはまったく違う姿になる成長の早さには驚きです。秋の紅葉もきれいですが、春の花の時期も魅力的です。
画像9 ササユリも新芽を伸ばし始めました。この個体は去年も花をつけましたが、種から花が咲くまでに6~7年を要するそうです。稀に、花や球根を持って帰る人がいるようですが、麓では育ちません。また、山中で鑑賞するのが一番似合っています。多くの方が、保全に尽力しておられますが、優しく見守っていきたいものです。

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