「2024年・シーツーミット東近江」の試走で箕作山を歩く

画像1 来る2024年5月18~19日に開催されるシーツーサミット東近江は、伊庭内湖のカヤック⇒自転車⇒東近江トレイルの箕作山コース登山⇒八日市駅のルートで実施されます。今日は、五個荘のコミュニテイーセンターから箕作山を経て八日市駅までのルートを歩きます。看板設置や立哨場所、危険箇所などの確認のため、実行委員会の構成メンバー23人で出発します。
画像2 出発してすぐに大同川沿いに歩きますが、桜祭りの提灯が並んでいます。今年は桜の開花が遅くまだツボミ状態ですが、あと10日もすれば開花し、たくさんの人で賑やになることでしょう。
画像3 登山口までは少し距離があります。住宅街や静かな田畑沿いを歩いて、立哨場所などを確認して行きます。
画像4 住宅街を歩いていると、ハクモクレンに出会います。大きな古木で、ちょうど開花が始まったばかりです。いよいよモクレン科の開花が始まりました。
画像5 そして開花した桜です。濃いピンク色の花、早咲きの河津桜でしょうか・・・?
画像6 ここが箕作山の登り口で、すぐ近くに貴船神社があります。東近江トレイルルート地図が建っていますが、箕作山に建っている8本のうちの一本です。
画像7 登り始めるとすぐに、ショウジョウバカマがいっぱい咲いています。あっちにもこちにも開花です。ちょうど開花が始まったばかりで、まだツボミ状態の個体もあり、これからが本番です。ここは、少し湿った場所、そして樹木の下で生育環境が適しているようです。
画像8 箕作山城址に到着します。1568年に織田信長が上洛に際して、六角佐々木攻撃の際に、この城を攻めたという説明板が設置されています。
画像9 西の方向のすぐそばには繖山が聳えています。ここには、日本百名城で中世の五大山城、観音寺城があった場所で、今も石垣などがたくさん残っています。昨年のシーツーサミットは、東近江トレイルの繖山がコースになっていましたが、今年は箕作山です。
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画像11 箕作城址からいったん腰越峠に下ります。そして再び南箕作山に登りますが、ここが今回のコースの一番の難所です。急な坂道なので、慎重に歩いていきます。本番参加の皆さんも、安全確保をしてゆっくり歩いていただく必要があります。
画像12 ここは、瓦屋禅寺へ降りる三叉路、7~8分あればお寺にたどり着きますが、今回のコースはここを通過していきます。迷いやすい場所なので、時間をかけて点検をします。
画像13 山道から下り太郎坊宮にたどり着きます。有名な夫婦岩です。この先に本殿があり、今回のゴールに設定されています。本殿前で参拝・休憩をして下っていきます。
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画像15 本殿前には、湖東流紋岩の説明板・・・。この一帯は七千万年前に、火山があり大きなカルデラが形成され、その際にできた石であることなどが書かれています。
画像16 巨岩が目立ちますが、ここには「ヒトツバ」が群生しています。名前のとおり、葉っぱは一ッ葉です。
画像17 太郎坊宮を出て、延命公園の方向に車道を登り下りしていきます。車道から再び地道に入り、延命公園の展望がよい場所で小休憩です。ここからは鈴鹿の山々がよく見え、山の名前を書いたものが設置されています。すぐ横には円墳も保存されています。
画像18 巨大なコナラの古木がある場所から、麓の車道はすぐそこです。これほどの巨木は見たことがありません。延命公園一帯は桜の季節に多くの見学者が訪れますが、開花はこれからです。
画像19 責任者の方から、本番の日には延命湯は解放・・・、との説明がありました。登山後の入浴は人気があり、多くの参加者の方が入浴希望だそうです。今日はお休みのようで、シャッターが閉まっています。
画像20 少し遠回りをして本町商店街を経由し、ゴールに向かいます。ここは、かつての御代参街道ルートです。昔の八風街道も通っていて、近くにはその交差点があり道標が建っていまが、今回は立ち寄りません。
画像21 最終ゴールの、近江鉄道八日市駅に到着です。本番も、ここが最終ゴールになります。送迎バスで自転車を置いてきた五個荘コミセンまで引き返すことになります。私達もここで迎えの車に分乗して出発点まで戻ります。今日の試走は、ちょうど9㎞、そしてちょうど4時間、比高差は280mほど、私の歩数は14.000歩です。腰越峠のアップダウンはきつかったけど、快適な試走、幾つかの改善点等を確認して解散です。

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