「北向岩屋十一面観音」界隈

画像1 猪子山公園から山の中腹まで登って行くと、石段(コンクリート)の登り口に北向十一・岩屋観音という大きな碑が建っています。ここから450段登ると北向観音の社です。右のほうに進むと、「巨石の神々」が見学できる別コースもあり、そちらからも北向観音に登ることができます。
画像2 300段ほど上がった場所で、下日吉(五個荘)から登ってくる山道と合流します。この道を下った麓には日吉神社があります。
画像3
画像4 今の時期は、階段の途中で満開状態のノリウツギ(糊空木)に出会うことができます。
画像5 そして、ホツツジ(穂躑躅)の花芽が立ちあがってきたことに今日気がつきます。わずか450段の階段道ですが、季節ごとに様々な植物が開花・紅葉(黄葉)し、いろいろなキノコも発生するので、飽きることがありません。
画像6 これは、ヌルデ(白膠木)・・・、もうすぐ白い花が開花します。ウルシの仲間で羽状になった葉っぱが特徴です。これから、山中のところどころで出会えます。
画像7 山頂に登ると、この石碑が建っています。坂上田村麻呂が安置したとされる十一面観音の説明碑があります。ここから左を真っすぐに進んでいくと、雨宮龍神社・観音寺城址・観音正寺にたどり着きます。雨宮龍神社までは40分、観音音正寺までは1時間30分あまりで到着です。観音寺城址を見学して観音正寺に参拝し、五個荘川並地区に下山する東近江トレイル繖山ルート踏査は、ほぼ一日を充てるとよいでしょう。観音寺城址は、日本百名城・中世の五大山城のひとつで巨大な山城です。時間をかけて、城跡をゆっくり周回するコースも魅力があります。
画像8 この朱色の社の中に小さな十一面観音が祀られていて、毎日参拝者が絶えることがありません。また、標高267・5mの4等三角点がすぐ近くにあり、健康維持のためこの付近を周回ハイキングする人も多く見られます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?