秋を求めて、佐生日吉城コースを歩く

画像1 猪子山の山頂で行われている「鷹の渡り」観測は、11月8日までとのことで、残り5日間で終了です。昨日は149羽が確認され、ノスリが多かったそうです。
画像2 11月8日は初冬ですが、私の感覚ではまだまだ秋のように感じます。佐生日吉城コースは三週間ほどご無沙汰しているので、久しぶりに様子を観察するため城に向かって下山します。野面積みで、湾曲した「横矢がかり」の石垣には大木が倒れていて、少し可哀そうな姿ですが、算木積みの石積みも健在です。
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画像4 いっぱいの実をつけた常緑樹、カナメモチだと思ったのですが、スマホ検索ではサンゴジュと出ました・・・。このような実を、これほどたくさんつけているのは初めて見ます。スマホもよく間違うので、本当にサンゴジュなのかな・・・? さらに観察を継続です。
画像5 密集して生えているキノコに出会います。検索で、ナラタケモドキと出ました。もう少し早く出会えるとよかったのですが・・・、今は少し嫌な臭いがしています。
画像6 コシアブラの葉っぱでしょうか・・・。タカノツメの葉っぱは3枚、コシアブラは5枚に分かれていますが、だいぶん黄色くなってきました。
画像7 ソヨゴが、紅い実をいっぱいつけています。枝をゆすると「ソヨソヨ」・・・。「風にソヨソヨ」でソヨゴと覚えましたが、雌雄異株なので、これは雌株です。
画像8 ナツハゼの実です。夏ごろに葉っぱがハゼノキのように赤くなるので「ナツハゼ」だとか・・・。実は食べられ、子供の頃よく口にしました。
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画像10 イヌビワの葉っぱが黄葉を始めました。雌雄異株ですが、今も実があるのは雄株です。この実は共生する小蜂の巣になっているので、食用にはならないそうです。雌株の実は、随分前に落下してしまっています。
画像11 ハゼノキかな? ヤマハゼかな? ブラリと種がつり下がっていますが、中の実が白ければハゼノキ、黄色であればヤマハゼだそうです。ウルシの仲間なのでかぶれる恐れがあるので、確認するのはご遠慮しました。
画像12 瓜生川沿いに植えてある、ハナミズキの赤い実です。アメリカのワシントンDCへ贈った桜の返礼品として有名です。あちこちに街路樹として植えられています。
画像13 瓜生川沿いに、ヨウシュヤマゴボウの実を見つけます。ブドウのようですが、有毒なので食べてはいけません。
画像14 ノブドウの実です。名まえはブドウですが、これも食用にはなりません。
画像15 アラカシでしょうか・・・? ブナ科でドングリのできる木は20数種類あるのだそうです。カシのカクト(ボウシ)は線状の模様があるので、コナラと区別ができます。
画像16 サネカズラ(ビナンカズラ)の実は、日に日に赤く染まってくるのが分かります。
画像17 ウルシでしょうか・・・。山はこれから一気に、紅葉・黄葉することでしょう。

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