圧巻の佐保川沿いの桜見学・続日本100名城の郡山城制覇

画像1 ウオーキング協会の行事でJR奈良駅から郡山城までの13㎞を歩きます。最初に通過したのは大仏鉄道記念公園、大きなシダレザクラが満開です。大仏鉄道は、100年以上も前の明治31年に開業した加茂・奈良間のわずか9.9㎞の路線の愛称です。9年ほどで廃線になった幻の鉄道で、旧路線沿いには遺構も残っています。
画像2 今日の目的はウオーキングなので、記念公園の前をサッサと通過していきます。
画像3 それにしても、シダレザクラは見事にピンクの花をつけています。シダレザクラには、ヤエベニシダレなどがあるそうですが、これは何かな・・・?
画像4 佐保川沿いの両岸には、約千本の桜が咲いています。歩いても歩いても桜・桜・・・、延々5㎞も続きます。
画像5 ここの桜は、170年前の江戸末期に「川路」という奉行により、佐保川・奈良公園・平城京跡などに数千本も植えられ、今でも大切に守られているそうです。
画像6 ソメイヨシノの巨木が多いのですが、所々にピンクや白い色の花も見られます。
画像7 どこまで歩いても桜並木が続きますが、今年は天気周りがよくて桜の花のきれいさは例年以上のように思えます。
画像8 佐保川の「桜・桜・桜・・・」を堪能して、郡山城を目指して歩きます。
画像9 しばらく歩くと、金魚の養殖場を通過します。池には1cmほどの小さな小さな金魚が、びっくりするほどたくさん泳いでいます。奈良市から歩き続けて大和郡山市に入ったようです。それにしても今日の参加者は300人以上、長い行列が整然と歩いていきます。
画像10 郡山城に到着して、天主台に登ります。ここは続100名城の165番、続100名城巡りのスタンプもゲットします。
画像11 今は「城まつり」が行われていて、城内には露店が並び、たくさんの人でにぎわっています。大きな堀がありますが、ほとんど水が溜まっていません。空堀なのかな?
画像12 城内には、立派な石垣が多く残っていますが、この地域には岩石が少ないそうです。花崗岩や溶結凝灰岩でしょうか? 何処から運ばれたのか? 様々な石が使われており、これを観察するのも面白いものです。
画像13 そして、転用石も多く使われています。「さかさ地蔵」は、石垣の奥のほうに地蔵さんが逆さに積まれています。
画像14 これも転用石でしょうか? 天主台には、こうした石がたくさん積まれています。
画像15 天主台の周囲をグルっと一周、石積見学を満喫して下に降りていきます。
画像16 人通りが多いところから離れている大手門は、ひっそりとしていました。ここを最後にして城を離れ、近鉄郡山駅へ向かい帰路に着きます。帰宅すると歩数は23000歩、随分と歩きました。念願の郡山城制覇、天気も良く快適な1日でした。

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