ツルリンドウ(蔓竜胆)の開花です

画像1 山中でツル性のツルリンドウ(蔓竜胆)が開花を始めました。時々歩いている場所なのに、まったく気がついていなかったのですが、知り合いの方に教えていただきました。リンドウといえば、濃い青色を思い浮かべますが、この個体は、白っぽい色をしています。調べてみると、ピンク・白・白と青の覆輪など、いろいろあるそうです。
画像2 キツネノマゴ(狐の孫)も開花を始めました。小さな小さなピンクっぽい花です。なるほど、よく見ると花の穂が狐のしっぽに似ていますが、あまりにも小さいので、「狐の孫」という命名だそうです。
画像3 たくさん生えていますが小さい花なので、少し注意して探す必要があります。これから11月頃まで、順番に咲き続けるそうです。
画像4 ガンクビソウ(雁首草)の花も、よく目立つようになってきました。花はこれで全開なので、少し気をつけて探さないと、見つけにくいかもしれません。
画像5 ナンキンハゼ(南京櫨)の実は、大きく膨らんできました。秋になると、ポカンと割れて白い種が目立つようになります。
画像6 ヌルデ(白膠木)の花が目だってきましたが、これも華やかさがないので少し注意しないと、見落としてしまいます。
画像7 そして、樹上の葉っぱのあちこちに「虫こぶ」が発生しています。虫こぶの中には黒紫色のアブラムシがたくさん生活していて、かつてはお歯黒や白髪染めなどの色素原料として利用したそうです。

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