北向岩屋十一面観音に参拝する

画像1 正月元旦、風は冷たいが天気は良好・・・。標高268mにある北向岩屋十一面観音に参拝です。昨年は、健康を兼ねて205回参拝、今年も幸先よく一回目の参拝です。祠の中には、像の高さ55cmほどの小さな十一面観音石像が安置されています。奈良時代に坂上田村麻呂が鈴鹿の鬼賊を退治するため、岩屋にこもりこの観音さんに祈願をしたとされています。今日は元旦、たくさんの人が登ってこられます。
画像2 登り始めには岩船神社があり、社の後ろに巨大な船のような形をした岩があります。この船に乗って、琵琶湖の向こうから白髭明神が渡ってこられたそうで、ここには船を先導したツハヤノムスビという神様が祀られています。この神社にも参拝して、頂上を目指します。
画像3 坂道を登り、最後はこの450段の石段です。今はすっかりと、モミジやタカノツメは葉っぱが落ちて冬枯れの風景ですが、3月中旬になれば、またミツバツツジが咲き始めます。
画像4 頂上からは、西には比良山、東には鈴鹿の山々、北のほうには伊吹山・霊仙山が望めますが、今年は暖冬のために雪はあまり見あたりません。今年も健康で過ごせるように願って、下山します。

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