Readcube Papers revisited

以前使えないとしていた、Readcube Papers。少しずつ改善がなされているようで、再度チェックしてみた。結論から言うと、以前指摘した問題点は全て改善されており、ついに乗り換えを決心した。

重いのが問題だったが、現在ではほぼストレスなく利用ができるようになった。
アプリケーションを閉じると、開いていたタブが閉じてしまう点。これは設定でどうするか決められるようになった。always restoreにすると常に以前のタブを保持できる。

直接のspotlight検索はやはりできないが、pdfファイルをライブラリフォルダに整理することができるので、pdfがあれば問題なく検索が可能になった。さらにpdfファイル名も柔軟に変更できるようになった。

そしてWebからの入力は一度体験すると便利すぎて元に戻れなくなる。

なかなか使いやすくなっているのだが、これまでに判明した不具合がいくつかある。
1. 手入力をした場合、Macのアプリでは入力後savingの状態で固まってしまうことがある。web版ではそうはならないので、バグではないだろうか。
2. すでにライブラリにデータはあるが、pdfが失われているものに対して、pdfを追加しようとしても読み込まないことがある。一旦ライブラリから削除して、再度追加する必要がある。

あとWordのSmartCiteは、よくできているけど、もう少し論文の検索と選択が簡単にならないかな。

最後に一つ言わせてもらいたいのは、トライアル期間は開始すると30日間で終了してしまう。今回のように、最初のトライアル期間で使えないという判断をして、バージョンアップ後に再度試してみたいと思っても、すでにトライアル期間が終了してしまっているのでサブスクリプションしないといけないとなると、再度試してみようという気にならないことがあるのではないか。これは一度ダメだと思ったユーザーを将来取り込む機会を逃すことになるのではないだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?