仕事と休日の理由

早くも三連休最終日。昨日奥さんと買い物に行ったので、特に予定もなく、かといってしたいこともなく、ダラダラ過ごしている。
(おいおい、連休でリセットして考え直そうはどうした?と自答するが、何も答えはなく)

人は一部の仕事大好き人間を除けば、やっぱり休みは嬉しいはず。

だけど、皆、何をして過ごしてるんだろうか?
独身であれば、ひたすら寝るとか、ゲームし続けるとか、どっか遊びに行くとか、彼女がいればデートとか…
昔から思うのだが、休日終わりに、「あー充実した1日だった、また明日から仕事頑張ろう!」とか皆思えてるんだろうか?

無趣味も手伝って、「明日から頑張ろう」なんて思えたことは一度もない。
なんなら、「また、大したこともせず1日過ごしてしまった、もったいない…また明日から嫌な仕事だ…」ってネガティブにしか考えたことしかない。

そりゃまあ、彼女がいたころとか、子供が生まれて小さかった時とかは、「楽しい」という感覚はあったに違いない。
でも、「あー楽しかったー」はない。無かったと思う。

今でもテレビの街頭インタビューとかで、「推し」というワードをよく聞くけど、あそこまで特定の対象に入り込める自分が、まったく想像できない。

例えば、阪神タイガースは好きだが、優勝したからといって、一晩中飲み明かすこともないし、負けたからと言って不機嫌になることもない。

麻雀は好きだが、去年のMVPが今年、超マイナスをくらったりする偶発性のあるゲームにおいて、場面場面に魅力を感じても、特定の誰かを「推す」という感覚には到底、なれない。

「趣味を持ったらどうですか」と、後輩に言われたこともあるけど、趣味って探すものなのか?というくらいピンとこない。

あー「推し」に取り憑かれて、毎日毎日「推し」を想い、週末には「推し」関連イベントを入れて、それに向けて仕事に全力で取り組む…
そんな部分があったら、自分も少しはマシな人生を送るという世界線もあったのかな。

と、スマホゲームをインストールしてはピンとこず、消している連休最終日である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?