窓際中年

窓際サラリーマンが曲がりなりにも会社に行けるのは株式投資のおかげ、と確信している理由

窓際

というと皆さんはどういった印象をお持ちでしょうか。

実際自分の近くにそのような人間がいる人であれば、例えば次のように感じているのではないでしょうか。

・あのおじさん、みじめ。

・俺(私)はああいう風にだけはなりたくない。

・あのおじさん、毎日ヒマそうでいいなー。

・あのおじさん、確か妻子持ちだったよな、家族かわいそう。

・あのおじさん、窓際なのに毎月給料もらえるなんて給料泥棒じゃね。

・あのおじさん、一体どうして窓際になってしまったんだろう。

・あっ、あのおじさんがこっちを見てる。できるだけ目を合わさないようにしよう。

・あーーっ、あのおじさんがこっちへ向かってくる。死んだふり、死んだふり。

窓際中年

まあ、見方はいろいろあるでしょうが、いずれにしてもネガティブな見方をされていることは間違いありません。

自己責任と言ってしまえばそれまでですが、むろん当方とて好きで窓際になったわけではありません。


少なくとも、

20代は希望に満ち溢れ、

30代はまだまだ十分希望を持ち、

40代前半はこれから一発逆転もあり得ると信じ、

仕事をしていたわけです。

しかし、40代後半になるとさすがに将来がはっきり見えます。

同期との差は歴然どころか後輩にまでどんどん抜かれていきます。

そうは言ってもやはり人間、あがきを見せるわけですが、自分の思い通りにならないのが組織というもの。

50代になって(ようやく)あきらめの境地へと至るわけです。


ただ、悲しいかないまだプライドがゼロというわけではない。


若い上司を含め、窓際の自分に対する相手の態度に、いらだち、傷つき、落ち込むわけです。

そして、日に日に会社へ向かう足が重くなっている自分がいます。


ただ、現在でもなんとか踏みとどまって会社に通っていられるのは、そう、


株式投資のおかげ。


給料を含め右肩下がりの本業に対して、投資成績(配当収入)の方はまさに真逆の右肩上がり。

年間配当額の推移

自分は決して無能ではない。

これが自分の中で大きなモチベーション、心の支えとなっているのです。

これ、本業で順調に出世の階段を上っている方には決して理解できないでしょう。

所詮、負け犬の遠吠え。

と言われればまさにそのとおり。


ただ、人生において会社(本業)だけがすべてではない。

現段階ではわかりませんが、晴れて定年したあかつきにはこの考えは決して間違っていなかった。

と実感できるのではないか、と確信しています。

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