最近話題のユーグレナ

ユーグレナはスーパー素材として呼び声が高いですが、
ユーグレナには生き物にとって必要な栄養成分が多く含まれています。
なぜそんなにたくさんの種類の栄養成分が含まれているのかを考えたとき
食物連鎖が大きく関係していることが分かります。
話は飛びますが、ヒトはなぜビタミン類を合成できないのか？
なぜ必須アミノ酸を合成できないのか？
なぜ必須脂肪酸を合成できないのか？
答えは簡単です。
他の生物から強奪すればいいからです。
つまり捕食です。リアル北斗の拳の世界です。
ヒャッハー！汚物は消毒だーです。

そうすれば自分で作らなくても済み、
その分その労力を違う事に割くことが出来ます。
一方で、その食物連鎖の一番下の生き物たちは常に奪われるばかりで、
誰からも奪うことが出来ないかわいそうな存在です。
でも生きていくには必要なものは必要なわけで、
誰からももらえない（奪えない）なら細々と自分で作るしかないわけです。
そんな食物連鎖の最底辺にいる喰われるだけの存在がミドリムシです。
だからこそ必要なものの多くを含有（自作）しています。
それを集めて最頂点にいるヒトがダイレクトに摂るわけですから
そりゃ完全栄養となります。
よく聞く意外な話ですが、現在の日本人の摂取カロリーの平均は
戦後食糧難の時代と同水準だそうですが、
肥満者の数は社会問題にもなっているくらい多いのが現状です。
カロリーを摂取している量が少ないにも関わらず太るという現象は
カロリーをエネルギーに変える種々の栄養が足りず、
とりあえず脂肪に変換して蓄積していることに繋がっていると思われます。
現代人に冷えが多かったり、アレルギーが多かったりするのも
体温との関係が無関係ではありませんし、
栄養バランスも大いに関係していると思われます。
そういった根本解決にも完全食であるミドリムシが役に立つと考えられています。
ちょっとだけミドリムシ君の悲哀にも思いをはせながら