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糖質と肝水解物とヘパリーゼ

ヘパリーゼと糖質について
ヘパリーゼにはデータとして食後高血糖を抑制する効果があるという資料があるのですが
一般的に食後高血糖を抑えるものとしては難消化デキストリンなどの
吸収を穏やかにすることで血糖値の急上昇(血糖スパイク)を抑制します。
しかしヘパリーゼの肝水解物は耐糖能異常を改善するというデータがあり、
これはすなわちインスリン抵抗性を改善するという事で、
吸収阻害などの作用とは違うものとなります。
という事から考えられるのはやはりペプチドの生理活性という事になるのだと思われます。
肝臓エキスといっても酵素処理のやり方によってやりすぎると
活性ペプチドも全部分解されてしまい、このような作用も期待できなります。

ちなみにインスリン抵抗性とは
インスリン ホルモンへの抵抗性が原因となって血糖値が上昇している状態です。
イ ンスリン ホルモンには、血中の糖(グルコース)の量を調節する働きがあります。インスリン抵抗性では、身体の細胞がインスリンに対して正常に反応せず、グルコース が細胞に取り込まれにくくなり、血中に溜まります。この状態はやがて、2 型糖尿病の発症につながることがあります。
通常、インスリン抵抗性そのものに対する症状はありません。
インスリン抵抗性を改善するには、減量と運動が有効です。

閑話休題
暑い時期は清涼飲料水をガンガン飲む人が増えますが
そこに含まれる糖質は半端ない量が含まれます。
清涼飲料水には甘さのためたくさんの砂糖が含まれていますが、そこには飲むの温度が関係しています。食べ物の味は、温度によって感じ方が変わります。甘さは37℃辺りが最も強く感じられます。冷やしたままの果物より、室温の果物の方が甘く感じるのはそのためです。
逆に、温度が下がるほど甘さは感じにくくなります。ですから、冷やして飲むことが多いジュースは冷たくても甘く感じるように砂糖をたくさん使っています。ジュースの甘さは、適切な温度の甘さよりずっと濃いものです。冷やさずに飲んでみると、その甘さに驚くかもしれません。

血糖値が高い事で血管のコラーゲンが糖化し動脈硬化が進みます。
いかに血液中の血糖を細胞中に取り込ませるかという事が重要で、
その手助けがヘパリーゼのペプチドには出来るという事です。

あまり大げさに血糖値上昇が抑えられる点を推していくのはおススメしませんが
お酒だけでなく清涼飲料水が大好きな人にも重要だという事を知っていただければと思います。

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