アマネについてのこと

第2審アマネの粛清マーチ、そしてドラマパートを聞いて思った散文である。まず前提として、

私自身はアマネを"赦す"選択を取っている。その点を留意して欲しい。アマネのこと絶対に赦せないという考えの人は見ない方がいいかもしれない。

まず、このミルグラムに関しては使徒と死とでエスくんが言っている通り「ミルグラムは更生する施設ではない」という前提で話します。
私はアマネに対して子供扱いしないことが大切だと思っていて、実際アマネも"子供扱いしないでくれ"ということを一審の時からずっと言っています。それを踏まえてなのですが私がアマネを赦す理由は、彼女の"監視社会でも信じたかったもの"を肯定してあげたいな…という傲慢、でもある。そして、彼女が完全に縛られている状態で、思想まで赦されないという気持ちが苦しいので…
で、なぜそう言う気持ちになったのかの話と、粛清マーチのMV等について話していこうと思う。
ここからはアマネの宗教についての話をしていく。

アマネの宗教なのだが、(検索避けのために伏字にさせて頂きますが)豚牛等の肉類が食べれない(㊙️ンド㊙️ー教)、医療行為が赦されない(エホ㊙️の証㊙️)、甘いものを食べられない(ルーマニ㊙️正㊙️徒)、結婚相手を決められている(統㊙️教㊙️)の様々な宗教が混ぜ合わされたものである。有名な話だと、地下鉄サリン事件を起こしたあの宗教団体もかなり色々な宗派の教えを混ぜ合わせた考えになっている。まあ端的にいうと、完全にカルト宗教であり、アマネは宗教二世ということになる。
アマネに対して「ごっこ遊び」と話しているのもだけど、彼女はなんなら最初はお母さんとお父さんの教えを守って生きていこうかなとほんやり考えていたのかなと思う。"不幸だと思ったことはない"と言っていますし…それは、本当の気持ちだと思いますし。(虐待は既にされてたけど…)

猫ちゃん

アマネは"どうぶつ"が好きで、だがアマネの宗教は"治療が許されない"という状態である。ここでアマネが監視社会である状態なのに猫を助けたのはアマネの元来の優しさでもあるし、そこはちゃんと汲み取ってあげなければならないとも思いますし…あと、マヒルに対しての善性もですけど…基本的にアマネはあたたかい優しい思想の人間が好きなんだろうなと、共に彼女は"アマネ"というのが根幹にあると思います。

見せしめ

私、アマネが殺したのは母親だと思ってるのですがアマネはきっとこの猫ちゃんを見せしめのように消したから母親を殺したのかな、と思っています

輸血のポスター？

アマネの母親or父親は輸血したのかな？と思ってます、そしてアマネは

猫を見せしめのように消されなかったらアマネはきっと輸血をした人を赦したと思うのです。

彼女の根本の優しさは粛清マーチの映像やTLを見るとわかります。少なくとも、私はそう思います。

どうにか彼女に、肯定のおまじないを渡してあげたいです。