見出し画像

【バトスピ】超個人的な銀契約のすすめ

こんにちは。初めましての方は初めまして。マサムネと申します。
今までnoteを見ることは何度もあっても書いたことが一度もなかったので、今回はスターク型の銀契約に関して自分なりの考えをまとめてみました。所々日本語が拙い部分があるかもしれませんが温かい目で見てください。
また、本noteは全文無料となっています。初めて銀契約に触れる人のためにかなり丁寧に解説しているので最後まで是非お楽しみください。

※本noteにて使われる画像は、バトスピwikiのものを使わせていただいております。


〜はじめに〜

解説を始める前に、私が今でも銀契約を使っている理由、そして、このnoteを書くことになった経緯についてお話しします。

最初のきっかけは契約編第1章からでした。自分でバーストを開けて、最後はアンブロッカブルで勝利をつかむところに惚れました。しかし、また後ほど触れますが、当時はものすごく動きづらかったため使用頻度はそこまで高くなく、フェニル雲契約ばかり使っていました。
第3章のストライク銀契約の登場で一度は解体しかけましたが、第4章で超契約煌臨や優秀なサーチカードが登場したことで、ストライク銀契約の値段の高さに絶望していた私は再び組み直すことにしました。当時のツイートです。

......ものすごく迷走してますね。
その後は目立った強化もありませんでしたが、契約編界第3章で流れが変わりました。聖皇ジークフリーデンXVの登場です。

当時の私もかなり興奮してますね......ですが、ご存知の通りフリーデンはかなり高騰しており、2枚しか揃えられなかった私はまともに強化できませんでした。
しかし、そんな私に転機が訪れました。

オンライン大会の優勝景品として、フリーデンを3枚手に入れることができたのです!いずれnoteにまとめる日が来ると思いますが、何はともあれここから本格的に銀契約を使っていくことになりました。
時は流れ、ついにまた別のオンライン大会にて......

3on3で銀契約を使って、念願の3タテを達成することができました!
そして、これを機にもっと多くの人に銀契約を使って欲しいという思いから、このnoteを書くことに決めました。結局かなりの長文が出来上がってしまいました......w
そんな感じで仕上げた銀契約。最後までお楽しみいただけたら幸いです。

①スターク銀契約とは

今回の主役。可愛い(?)


相棒機スタークは、契約編第1章「ファーストパートナー」にて登場し、毎ターンにカウントとコアを増やしつつバーストで一気にカウントを稼いで攻めるというコンセプトで作られました。しかしながら、登場当時は

・肝心のバースト能動発動がゲームに1回
・そのバーストをサーチする能力もかなり低い
・以上によりカウントを増やすのが他の契約に比べて明らかに遅い。そのせいでフィニッシャーも遅い上に相手とカウントを比べる効果が全く使えない(ので使われない)

こいつとか
あとこいつとか

......と、まあ散々でした。ただ、スタークは初手で手札に加えられる初動札としては最強格だったので、スタークのみを既存の白デッキに採用した構築が結構流行りました。当時は赤白アマテラスや光導にまで出張していたのだから驚きですね。
そこから少しずつ強化を貰いながら着実に進化を続けていたのですが、結局環境デッキになることは一度もありませんでした。ストライク銀契約はあんなにも強かったのにどうしてなんでしょうねえ......

そういや某漫画家様がストジー組んで話題になってたな......

このように、他の契約デッキの中でもかなり不遇な立ち位置にいるのがスターク銀契約なのです。私も前述したようにファーストパートナーの頃は使ってもそんなに楽しくなかったです。しかし、最近は本当に使い勝手が良くなり、時代と共に徐々に勝てるようになってきました。その「面白さ」を本noteで伝えられればなと思っております。

②構築と採用理由、不採用理由

A.私のデッキ構築と採用カード

ではここで、普段使っている構築を紹介します。

あまり尖ったカードは入れていないので、個人的にはかなりスタンダードな構築になるかと思います。デッキの動かし方については後ほど触れるとして、ここでは各カードの採用理由を見ていきましょう。

相棒機スターク

契約枠。このデッキの潤滑油的存在。銀零持ちのバーストを能動的に発動する効果がゲーム中に1回しか使えないと書かれているが、2枚目を召喚すればもう一度使用することができる。そして、私も勘違いをしていたが、魂状態にしてから契約煌臨してもこの効果は復活しないのでご注意を。

こいつの滅界放と似たような裁定

というわけで、2枚目が欲しくなることはあるが、3枚も欲しくなることはそんなになかったので2枚採用。3枚入れてもいいけど1枚はちょっと心許ない。

極光機動スーパー・スターク

フィニッシャーの契約煌臨。白シンボル追加&アンブロッカブルを銀零全体に付与するやべー奴。この効果の発揮タイミングは煌臨中の自分のアタックステップ開始時なので、メインステップに煌臨する必要がある。OCの手札破棄も強力だが、相手の手札は3枚残るので過信は禁物。3枚採用。

超極機神グレート・スターク

超契約煌臨枠。デッキからオープンされたら無条件で回収できる上、効果貫通持ちのバウンス4色耐性を兼ね備えておりかなりハイスペック(それでいて値段はリーズナブル)。ただし赤と緑の効果は受けてしまうので注意が必要。3枚入れなくても手札に来やすいことから2枚採用の構築が多い。本構築も2枚。

恐竜機動レックス・スターク

序盤の最強アタッカーな契約煌臨。カウント1から煌臨できるので早くて後攻1ターン目から活躍できる。効果耐性はないが、銀契約では貴重なバーストサーチで、自身の効果とスタークの効果、さらに能動発動したバースト効果と合わせて割と簡単にOCの回復効果とバウンス効果(スピリット限定)を使うことができる。3枚採用。

スターク・タンク

主要サーチ札な契約煌臨。スーパー・スタークやレックス・スタークを回収してくるのが主な仕事。カウントが5以上なら回収してきた煌臨札をそのままソウルコアなしで乗せられるのが非常に偉い。たまーに素出しして暗黒の塔(ダークタワー)をバウンスすることがあるので覚えておいて損はない。3枚採用。

ここから先ちょいちょい名前がでる。また後で詳しく

スターク・ジェット

4枚目以降のスターク・タンク。ヴァンピーアヴォルグがいた頃は素出ししてスピリットバウンス効果を使っていたが、今ではほとんど使わない。2枚採用しているが、構築によっては0枚採用も普通にある。

現在禁止カードなので記憶から抹消しておk

透龍クラルテ

防御用の契約煌臨。相手のターンに使用することが多い。盤面除去や暗黒の塔の対策にできるのが大きいが、4色耐性を持っている点も優秀。3枚採用されていることが多い(私調べ)が、この構築では自分のターンにソウルコアを消費してしまっているので2枚採用に抑えている。

移動神殿都市エラスパレス

スピリットバースト枠その1。相手スピリット2体バウンスよりも、カウント+3&手札のバーストセットの方が遥かに強い。これにより受けバーストを伏せやすくなるので能動発動するならまずはこいつ。ターン1回復はスーパー・スタークがいる時にでもどうぞ。3枚採用。

空母皇ヴィクト・ヴォヤージュ

スピリットバースト枠その2。銀零バースト発動時に手札から発動して、銀零全体に完全耐性を与えるバケモン。この効果は自分のエンドステップまで続くので相手のターンに発動させて長続きさせるのもよし。効果貫通はどうしようもないが、刺さりが非常にいいため3枚採用。

例えばこいつ。手札に戻せないから転醒ができずアタステ終了できない

聖皇ジークフリーデンXV

スピリットバースト枠その3。いつもの。今更解説することはあまりない定番だが、ドローが少ない銀契約こそ、このカードが1番活躍できる場だと個人的には思う。スーパー・スタークによりトリプルシンボルを叩き込めるようになるので相性抜群。
3枚採用した方がいいが、今でも高額なので無理にとは言わない。はやく再録しr((

・グレイシア皇女リューティア・V・グレイシア

スピリットバースト枠その4。バースト効果はもちろんのこと、Lv.2のサーチ効果が結構役に立つ。デッキの上に戻すこともできるのでそこは臨機応変に。また、バーストのカウント増加効果は魂状態のスタークでは発動しないので注意。受け札にしてもいいが、エラスパレスがない時の能動発動要員にするのが無難。3枚採用。

銀翼のマンタレイ

スピリットバースト枠その5。バースト効果は暗黒の塔対策にもなるが、召喚時の銀零回復効果がメインになる。追撃に使うことが多いが、緑の重疲労を受けた時の対策にもなる。今はバタフライジャマーもいないので2枚採用。

これも現在禁止。お世話になってたんだけどなあ()

マーキュルブレード・ティアドロップ

唯一のブレイヴ。召喚時にカウントを増やして銀零をサーチ。あと少しカウントが届かなかった時に便利。銀零スピリットで召喚時にカウント増加するカードはあるが、ブレイヴの召喚時に引っかかるバーストがほとんどないのでこのカードをチョイス。合体してもシンボルは増えず覇王爆炎撃の対象になるので非推奨。3枚採用。

ただしバジャー、てめーはダメだ。警戒しなくていいわけじゃない
スーパー・スタークとグレート・スタークの最大BPは20000超え。
あとは分かるな?

クリアウォール

超余談だが私はSB配布のクリアウォールを使用。
こだわりたい人はそちらをどうぞ

マジックその1。手札から提示できない代わりにカウントを増やせる絶甲氷盾。スタークがいるとセット中に耐性を得ることができる。他のバーストに比べて優先度が高くないように見えてなんだかんだ使う(弱いとか思ってごめん)。3枚採用。

一応比較。こう見ると役割が全然違う

オラクルⅡ オーバーハイプリエステス

マジックその2。銀零スピリットの効果でオープンされたらノーコストでセットできるが、残念ながらティアドロップは対象外。セット中の便乗ドローが意外と便利。銀契約(と一応占征)限定の回復効果もあって損はない。2枚採用にしたが、枠があったら3枚入れても問題はない。

アルテミックシールド

マジックその3。説明不要の鉄板防御札。白の効果でオープンされたら回収が弱いわけがない。ただ、クリアウォールも採用している関係上2枚以上あってもあんまり意味はないので1枚採用。3枚採用や0枚採用の選択肢もあるけどそこはお好みで。

B.不採用カード

さて、次は本構築において採用しなかったカードについてです。基本的には、
a.オープンしても回収できないカード
b.回収できても使わなさそうなカード
は入っていません。ただ、その中でも採用候補に挙がりそうなカードを、15種類に絞ってお話しします。

マーキュル・ドレイク

サーチ札。マーキュルブレード・ティアドロップに比べてオープン枚数が多いが、スピリットなのでこちらを採用する場合はより一層バーストに留意すべき。あと、あちらに比べてコストが少し重い。リスクか、リターンか。選ぶのはあなた次第。

サポートロボ ピック

サポート札。契約煌臨できないような状況で魂状態のスタークを蘇生して、さらにドローもできる。ただ、煌臨元のカードは対象外になる上、このカードのコストがスタークより重いのでスタークを複数枚採用すれば余裕で解決する。

オラクル二十一柱Ⅱ ザ・ハイプリエステス

銀契約に1枚採用されることが多い切り札。デッキから5枚オープンし、その中からソウルコア無しで好きなだけ契約煌臨するだけでは飽き足らず、ターン及びアタックステップ終了の阻止までやってのける。この効果でスーパー・スタークを乗せてもLv.2効果で「自分のアタックステップ開始時」効果を発揮できるという徹底ぶり。では、何故不採用にしたのか。私の構築は速さを重視している関係上、このカードを悠長に出している暇がなかった。ネクサスを採用していたら少しは出しやすいのかもしれないが、今回は1枚も入っていないのでコスト7が非常に重くのしかかる。ただ、決して弱いわけではないので現在検討中。
なお、このカードを採用するなら、スタークとクラルテは3枚ずつにした方が活躍しやすくなるだろう。また、煌臨条件を無視できるわけではないことは要注意だ。

超月光神龍ストライクヴルム・エクリプト

契約煌臨札。書いてあることは本当に強い。銀契約の指定がないので、バースト召喚された銀零スピリットや、ティアドロップを合体させたスタークに乗せられるのは魅力。だが、クラルテのところで言及したように、ソウルコアをメインステップで使ってしまうことが多いため、本構築では煌臨する機会が少ない。ザ・ハイプリエステスを採用する場合は大いに活躍することができるだろう。

ハシビローダー

サーチ札の契約煌臨。スターク・タンクやスターク・ジェットが登場してから採用率が減ってしまった。あちらと違って手札増加後バーストに反応しないという差別化はできるが、裏を返せば手札枯渇の要因になりかねない。よほどのことがない限りはあちらに頼った方がいいだろう。

極光騎士ナイト・スターク

防御用の契約煌臨。スターク名称なのでスターク・タンクやスターク・ジェットで回収可能、手札にある時に耐性バーストメタと、書いてあることは優秀。しかし、それでも暗黒の塔やアルティメットに対処できるクラルテに軍杯が上がる。

・皇室警護レイシャール

スピリットバースト枠。リューティア・V・グレイシアとは違い、魂状態のスタークでもカウントを増やせる。ただ、召喚時が強制かつスピリット限定、しかも戻す先は手札なのであまり意味はない。3色耐性は悪くないとは思う。

削岩導機グレート・ディストラクター

スピリットバースト枠。フリーデンがいない時代の貴重なドローソース。さらに、自分のバースト発動後に自身の効果でセットできる。ただ、一見メリットに見えるこの効果のせいで相手にバーストがバレてしまうので非推奨。また、ドローするのも条件がついているので、いかにフリーデンがイカれているかがよく分かる()。

殲滅機神バル・ガザン

スピリットバースト枠。念願の殲滅バーストで、白の契約スピリットでセット中に耐性を得つつ、発動時には最大3体までバウンスできるのは大きい。が、その後の手札をデッキ下に戻す効果はスーパー・スタークと噛み合いが悪く、何かアドバンテージを稼ぐ効果を持っていないので、他のバーストが優先されてしまう。

蒼穹ノ銀槍ブルーオベリスク

以前は採用していたブレイヴ。サーチが中々優秀なだけでなく、レックス・スタークに合体してリーサルプランをとることができる。だが、そのサーチ効果は魂状態のスタークでは発動しないだけでなく、合体条件がコスト5以上なので、スターク・タンクやスターク・ジェットには合体できないのがネックになり不採用となった。

星零剣フォーアンサー

ブレイヴ枠。合体結誓は無論できないが、グレート・スタークに足りない赤耐性を補いつつ、カウント6以上なら白シンボルも追加できる。それでも、依然として緑は対策できないままヴィクト・ヴォヤージュに役目をほぼ完全に奪われてしまった。

ソーサライズ学術都市

ネクサス枠。相手のカウントが4以下なら耐性を持ち、Lv.2なら条件付きで相手のスピリット1体のアタックを止めることができる。契約スピリット対面なら確かに仕事をするが、創界神対面、特にハデスやアテナ辺りにはあまり意味がない。そもそも、相手にアタックさせてこちらのバーストを開かせた方が結局有利になるのではないかと考え不採用とした。ザ・ハイプリエステスのいいサポートにはなりそう。

五角形の砦(リバイバル)

ネクサス&ミラージュ枠。書いてあることは悪くはないのだが、オーバーハイプリエステスがあまりにも優秀すぎるのでそちらに枠を取られるのは必至だろう。余談だが、アルティメットによる手札干渉効果は受けてしまうので要注意。

最近だとこの辺りとか。知っておいて損はない。

メビウスリング

マジック枠。デッキ破棄かつネクサス対策札として優秀。ただ、本構築はメビウスリングに頼らねばならないほどネクサスメタに困っているわけでもなく(後述)、デッキ破棄メタもピンポイントすぎると判断して不採用。どうしてもきついと感じたらアルテミックシールドの枠と入れ替えることになるだろう。

零ノ障壁

マジック枠。唯一アルティメットに対抗できるゼロカウンターとして、現在でも獄契約対策に採用されている。最近は獄契約も数を減らしており、ゼロカウンターもあまり使う場面がないと判断し不採用。

③デッキの動かし方

構築については一通りお話ししたところで、銀契約をどう回していくかの話に移ります。

A.コンセプトと勝ち筋

前述した「毎ターンにカウントとコアを増やしつつバーストで一気にカウントを稼いで攻める」のコンセプトは基本的には変わっていません。数々の強化カードのおかげでかなり現実味を帯びてきました。では、最終目標はなんでしょう?
分かりきっているかもしれませんが、それは「カウントをできるだけ早く6まで溜める」ということです。6まで溜めたらスーパー・スタークが契約煌臨でき、そこにグレート・スタークを超契約煌臨して煌臨時効果とアタック時効果を使えばカウントは8まで溜まり、スーパー・スタークのハンデス効果が使えるようになります。これで一気に攻めることができます。
もちろん、レックス・スタークの回復効果とバースト召喚を合わせて早期決着を図るもよし、今回は採用しませんでしたが、ザ・ハイプリエステスで一気に畳み掛けてもよし。主に使うのはこの3パターンになるでしょう。
本構築は一番最初の攻めパターンをよく使うので、そこに重点をおいてお話しします。

相手のライフが5で、そこから増えることがない場合、
スターク(契約煌臨はどちらでも)で1点→カウント6達成→スーパー(グレート)・スタークで2点×2
でゲームセットになることがほとんどです。最後の2点は他の銀零スピリットで削ってもOKです。
では、どのようにカウント6を達成するか。スタークのメイン効果を1回は必ず使うとして、あとカウント5をスタークと契約煌臨、バーストで溜める必要があります。
ここで、どのカードがどれだけのカウントを増やせるのか、ある程度把握しておくのがオススメです。もちろん効果を見れば分かりますが、楽に越したことはありません。

魂状態のスタークはカウントを増やせない
ゲームに1回の効果は同名効果じゃない
リューティアは魂状態のスタークではカウントが増えない

例えば、本構築の場合、カウントは上図のように増えます。この図に載っていないカードは各自で補完してください。あとは状況に応じていい感じに足し算をしながら、サーチやドローで必要パーツを集めていくことになります。
〈例〉
先1スタークC(カウント)+1⇨先2レックススターク煌臨C+1、スタークC+1→レックススタークアタックC+1、バーストエラスパレスC+3    C6達成!

そして準備ができたらアンブロッカブルで攻めておしまい。決まった時は最高に気持ちがいいです。

B.対策が必要なカード

当たり前のことですが、そう簡単に物事は進みません。ここでは銀契約の障害になるカードとその対処法をお伝えします。

妨害系ネクサス

これのコラボ版がダークタワー。効果はほぼ同じ
アタックする時にコアを要求するネクサス
手札保護系ネクサス。スーパー・スタークの邪魔になる

これらのうち、特に暗黒の塔は銀契約の要であるメイン煌臨ができなくなってしまうので、早急に対処したい。だが、意外と対処は簡単で、
a.スターク・タンクのアタック時効果で手札に返す
b.マンタレイやフリーデンXVのバースト効果で除去する
c.クラルテを煌臨してデッキ下に返す
このように、やりようはいくらでもある。暗黒の塔の場合、cは相手のターンに狙う必要がある。

また、世界系ネクサスを除去しようとすると転醒され、転醒時効果を使われてしまうが、これによる返り討ちを防ぎたい時にこそ元の耐性やヴィクト・ヴォヤージュの提示効果を使う。もちろん使い所は見定める必要がある。

アーマーバット

最近は見かけなったが、零契約が流行った際にその対抗札として活躍したカード。このカードの弱点はトラッシュからしか出てこれないところなので、アーマーバットが召喚されてからグレートスタークを煌臨すると、アーマーバットが手札にかえるので阻害を受けなくなる。覚えておいて損はない。

超星使徒スピッツァードラゴン

銀契約がバーストを主軸にして戦う関係上、どうしてもこのカードは無視できない。バースト阻害効果にターン制限はないので、破棄された時に直ちに発動できるエラスパレスやマンタレイセットしている時に耐性を得るクリアウォールが有効。特に、エラスパレスとマンタレイは相手スピリットをデッキ下に送る効果を持っているため、相手も迂闊に提示することはできなくなる。

龍面鬼ビランバ

スタークのコアブースト効果に反応して出てくる。どのデッキに入ってもおかしくはないので、メイン効果の使用を最低限に留めておくのはもちろん、コアを2個ボイドに置くことになるので、除去して欲しくないカードに3コア以上乗せるか、ソウルコアだけを乗せるといった対策を考えておく必要がある。

闇輝石六将 砂海賊神ファラオム

最近注目を浴びているこのカードも正直かなり厄介。任意効果はできるだけ使用せず、煌臨時効果が強制のレックス・スタークやグレート・スタークを使わないようにするのが一番だが、どうしても使いたい時はザ・ハイプリエステスのターン終了阻害効果が最も有効

EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-

このカードも煌臨時メタとして有用だが、ゲーム中に1回しか使えないのはせめてもの救い。グレート・スタークは紫耐性があるので、レックス・スタークを使う時が一番要注意。あえて早めに消費させて次に備えるのも手である。

白晶防壁

絶甲氷盾などのアタックステップ終了系カードに関しては、一度にライフをより多く削りにいくことである程度は何とかなる上、ザ・ハイプリエステスもメタ効果を持っているのでそこまで苦戦はしないだろう。だが、それよりも問題なのは白晶防壁のような「ライフは1しか減らない」系のマジック

これもそのうちのひとつ。超超超厄介

これらのカードの中で、手札にある時に耐性をもつものは1枚もないので、スーパー・スタークのOC効果で破棄されるのを祈るしかない。もし耐えられてもいいように受け札を忘れずに準備しておくと安心。

C.各デッキの対面知識

ここからは、現在(2024年5月時点)の環境デッキに対してどう立ち回るのがいいのかみていきましょう。8デッキに絞ります。

ハデス

現在の銀契約はスピードがかなりあるので、準備に少し時間がかかるハデスに速度勝ちすることができる。グレート・スタークの紫耐性がかなり刺さるが、ハデスディザスターだけはヴィクト・ヴォヤージュを以てしても防ぐことができないので、アタッカーにコアを5個以上乗せ続けることを意識する。

なんで効果貫通なんて持っているんだこいつ......

受けのバーストは、基本はクリアウォールで何とかなるが、アタックステップ終了メタを使われてもいいようにマンタレイリューティアも選択肢に入れておこう。フリーデンはトラッシュからまた使われてしまうので終盤はあまり刺さらない。

アテナ

こちらもかなり早いデッキタイプな上、効果耐性やアタックステップ終了メタを駆使してくるので正直かなり不利。ヴィクト・ヴォヤージュを使ってもパラス・ディオーネの効果は防げないので、こちらも早期決着を狙う必要が出てくる。グレート・スタークが唯一の効果貫通持ちだが、自分のターンにしかできないので相手の受けの顕現に合わせて超契約煌臨するのも手である。

最近登場。かなり厄介。

パラス・ディオーネも含め、召喚時効果はかなり使ってくるので、エラスパレスの刺さりは他のバーストに比べてかなりいい。ただ、何度もいうがアタックステップ中に効果耐性を使ってくるので相手のメインステップで開きたい

キニチ・アハウ

ライフ回復は面倒臭いが、アンブロッカブルで意外と有利に押し切れることが多い。ジゴ・トゥールへのケアは怠らないようにしよう。また、超・聖命をはじめとしてドロー効果を頻発するのでオーバーハイプリエステスのセットはほぼマスト。

厄介だけど効果貫通はないのでとにかくヨシ!

バーストは基本的に何でも使えるが、クリアウォールはアタックステップ終了メタを使われるので避けるのが無難。強いて言えばアタック後バーストのリューティアが一番刺さる。

アポローン

環境デッキではないかもしれないが、グレート・スタークは赤耐性を持っていないので、ヴィクト・ヴォヤージュの使用が必須になる。相手のアタックに合わせて開けるのがかなり有効。また、序盤はあえてスタークを破壊させてから契約煌臨することでバースト能動発動効果を復活させることができる。

特にこいつ。カウント5以上なら要警戒

バーストに関しては、前述のスピッツァードラゴンの採用が多いので、そこだけ注意してセットしよう。破壊効果が多いのでフリーデンは積極的に狙っていきたい。

アイボウ突契約

アイボウは魂状態でもカウントを増やしてくるので、いかに緋炎カードの除去を意識できるかが肝になる。暗黒の塔やファラオム、カシウスの槍といった妨害カードの採用も多いため、その都度対策する必要がある。

フィールドを離れても戻ってくるこいつは出される前に叩く

召喚煌臨時があまりないので、エラスパレスは受け札向きではない。破壊効果に対するフリーデンや、アタック後バーストのリューティアの刺さりは比較的いい。たまにスピッツァードラゴンが採用される構築があるのでそこだけ注意。

造契約

他のデッキ破棄系のデッキにも言えることだが、本構築はデッキ破棄メタが入っていないのでほぼ必然的に苦しくなる。また、レーヴ自体に破壊効果があるので、煌臨札を持っていない限り先攻1ターン目のスターク召喚は避けるのが無難。

レーヴに限らず、こいつが白晶並みに厄介。

煌臨時効果を多用してくるので、バーストはエラスパレスを中心に立ち回るといいだろう。ライフを一気に削ってくるのでライフ減少後バーストは少し微妙。

・獄契約

そもそも、アルティメットに対して効果を発揮できるカードが比較的少ないので、どのカードがアルティメットにも対応しているかは必ず把握しておく。また、ヌーヴェル・ヴァーグは緑単色でグレート・スタークの耐性をすり抜けるので、ヴィクト・ヴォヤージュはほぼ必須といっても過言ではない。ブラム・ザッファーグは煌臨で意外と何とかなる。

ヴィクト・ヴォヤージュ採用の8割はこいつのせい

アタックステップのフラッシュタイミングで動くことが多いので、アタック後バーストのリューティアはかなり有用。消滅を誘ってフリーデンを開くもよし。ただし、エラスパレスは完全に無力なので専ら能動発動要因にしていいだろう。

極契約

獄契約同様アルティメットデッキだが、個人的に最も苦手。獄契約とは比べ物にならないほど苦戦する。このデッキもかなり早くネオ・ゼッターは緑単色でグレート・スタークでも防げないので、こちらもスピード勝負を仕掛けにいくしかない。高コストカードは多いのでUトリガーはヒットしずらいだけまだマシである。

重疲労してくるのでマンタレイが地味に活躍できる、かも

肝心のバーストだが、ゼッターのアタック中はバースト効果を発揮できないので、受けのバーストはほぼ無力。基本は能動発動が中心となるので、2枚目のスタークを頑張って探すのもあり。クリアウォールはおとなしく手札から使うようにしよう。

④まとめ

さて、ここまでだいぶ長くなってしまいましたが、とりあえずこれだけ覚えていただければと思います。
A.グレート・スタークは赤と緑に耐性がない
B.とにかくカウント6を目指せ!
C.バーストは対面に合わせて臨機応変に!
これらを忘れずに立ち回るのが必要最低条件になります。これらを踏まえつつ楽しい銀契約ライフをお送りください!

〜おわりに〜

如何でしたか?これを読んで少しでも銀契約に興味を持ってもらえたら私も嬉しいです。1万文字以上も頑張って書いた甲斐があると言うものです......w
何か質問がございましたらできる範囲で答えさせていただきます。このnoteのコメント欄に是非お書きください。
それでは、最後までご覧いただき本当にありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?