怒ってないのは、まずい。
最近めっきり怒らなくなった。
高校時代に仲間内と始めたブログサイトがあって、そこに日記のようなものを良く書いていた。
それこそ10年近く、毎日ではないけれど、その時に考えていたことなんかを綴っていた。
通勤電車の中で久しぶりにそのサイトを覗いてみたら、すごい熱い言葉が書き殴ってあった。
喜怒哀楽のなかの、特に「怒り」の感情が沸き立っていて。
怒りの対象は、他人ではなく、自分自身の現状に対して憤りを感じていて、何かを変えていかねばならないという鬼気迫るものがあった。
いやあ、あの頃は若かった。といってしまえば、話はすんなり幕を閉じるのだけど、
最近めっきり怒らなくなってることに対して、恥ずかしい気持ちになってきた。
「大人になった」という言葉は便利で、夢や願望に蓋をして、何もしないでいい理由を作ってくれる。
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