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珈琲焙煎と探究心

北海道2日目。

朝はカプセルホテルから頂いた無料券を握ってミスドへ。

ここで自社ブログの更新などをして過ごした後、お昼から隣駅へ。

今回の旅の目玉である「珈琲焙煎」の見学です。

Daddy Cafe Beansの日村さんのお宅へご訪問しました。

着いて早々お昼ごはんをご馳走になり、その後「焙煎工房」を見せて頂きました。

すごい。とにかく感動した。

すべて手作りで作られた焙煎機の動く様をみて、日村さん(師匠と呼びたい)の長年に渡る試行錯誤を感じました。

実際に焙煎をして頂きました。

この赤い容器(元々は吸い殻入れ)が上下に振動し、豆が上下に動きます。

このことで豆に均一に火が通ります。

火が通り過ぎても、通らな過ぎても、コーヒーは不味くなります。

どのタイミングで火を止めて冷却するのか?
これは職人の「勘」でしか分からない部分。

たくさん写真と動画を撮りましたし、もっと伺った内容もあるのですが、この体験を私の拙い文章の中に落とし込むのがもったいないです。

言葉にしてしまうと言葉にしなかった部分のことを削ぎ落としてしまいそうで不安なのです。それほどに素晴らしい時間を過ごすことができました。


探究心は人を幸せにする。

今日伺った話の中で印象的だったのは
「元々、誰かに販売するつもりで始めたものではなかった」というお話です。

個人的な探究心で、どうやったら美味しく焙煎が出来るか?を追究していた結果、「売って欲しい」という人や事業者が増えていったそうです。

この話がずっと頭の中をぐるぐると回っています。

自分がやりたいこと。自分にとっての喜び。
私としてもこの辺りの感覚を見失うことのないように注意をして暮らしているつもりです。
(今回の旅も然り。)

ただ、それでも何処か心が窮屈に感じる場面が日常の中にはあって。

初めは純粋な好奇心だったものがカタチを成していく内に義務感が芽生え、その義務感が自分を締め付けていることがあります。

珈琲も人生も、火を加え過ぎると不味くなるのかな。なんて小洒落た言葉が浮かびました。

きっとあの頃のまま、僕が楽しいまま在ることが、大切な気がしています。


2日目の宿

本日は札幌のカプセルホテル(初日とは違うところ)に宿泊。

料金は3000円!
(じゃらんポイントで500円引いた)

大浴場もサウナも漫画もずらり! 素晴らしい!


今後の予定

明日は小樽の方へ移ろうかと思ってます。


ちなみに帰りの手段を少し調べてみました。

[フェリーの場合]
苫小牧発のフェリーは夕方便と深夜便の2本。
夕方便は18時頃に乗って→翌日14時に茨城の大洗に到着する。宿泊費は10000円程(部屋によって金額は上がる)

時間は長いが「船で一泊」をとるか、
1時間半で帰れる飛行機を選んで、北海道の滞在時間を楽しむかのどちらかですかね。

船乗りたいんだけど、茨城の大洗から我が家まで3時間も電車に揺られることが憂鬱です。。
明日改めて考えてみます。




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