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ヤンゴン食事事情

今回は、住宅事情に関連する話題でヤンゴンにおける食事事情を紹介したいと思います。

先ずは自炊編。5年程前迄は、スーパーマーケットも閉店時間が1900と結構早く、かつ日本食材を手に入れるのは至難の技で、かつ1900に閉まってしまうスーパーの対策として最初に考えた事は、冷凍庫の購入と週末の纏め買いという対策でした。昨今は、日本のコンビニの様に24時間オープンのコンビニもあるし、EONが進出してきたお陰で、日本食材も手に入るし、24時間オープンのスーパーも出てきて、隔世の感があります。(因みに、私どもの運営するサービスアパートの近くのCity Mart は24時間営業、超便利です)

それでも、経験値で言えば、スーパーで生鮮食品(肉、野菜、魚、果物)を買うのなら、安くて新鮮なローカル市場がお薦めです。ビルマ語を話せなくとも何とかなるものです。(その点、この国の人は、お客を騙そうという気持ちが無い様で誤魔化された事はありません。他の東南アジアの国とは大きな違いです)

ローカル市場で手に入らない物は無いと言っても過言では無いのですが、入手困難なものは、

牛肉と海の魚

牛肉は、ミャンマーでは、宗教上の理由もあり食べる人が少ないのと、同時に食肉牛として牛が育てられて居らず、主に歳を取り働けなくなった牛を屠殺して食肉化しているので、肉が硬くて食べられた物ではありません。一方、魚に関しては、ヤンゴンでは、主に食べる魚は川魚が多く、海の魚は手に入りづらい状況にあります。スーパーに行っても海魚はその殆どが冷凍したものしか手に入りません。

その一方で、鶏肉と豚肉は、ローカル市場であれば新鮮な美味しい物が手に入ります。鶏肉は、ブロイラーだけでなく、地鶏も丸々一匹で売っています。(捌くのは大変ですが)此処でも問題になるのは、閉店時間が早い事。

チミンダイ等の大きな市場になると朝の市場(朝は午前5時から昼11時頃迄開店)、夜の市場(午後3時頃から午後7時頃まで開店)がありますが、基本は午前中だけの開店となります。少し、残業などしようものなら、食材を買いそびれる事となります。

前記した様にスーパーの閉店時間も早かったので、数年前迄は、結構、夕食難民になった事もあります。外食をしようにも、大体、ラストオーダーが、21時30分、22時閉店という店が多いので、こちらでも困る事が多々ありました。この事が、大型冷凍庫を購入する理由となっていました。

次回は、外食事情に関して書かせて頂きます。




こんにちは。Masamiです。流れ流れてヤンゴン在住既に7年目突入。ヤンゴンで外国人向けサービスアパート、バガンで小さなホテル運営しています。