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頭の良いミャンマー人

最初にお断りしておきますが、これは人種偏見でも全く他意の無い、私だけの呟きです。これから、多くの外国人が当地に来て仕事をされると思いますのでその参考にして頂きたいとの思いだけです。

此方で仕事を始めて7年目になります。今でも現業部門のスタッフを含めれば20数人の人を雇用しています。正直、これ迄に何人の方々が辞めて、何人の方々をクビにしたか判りません。この数字だけ見れば何も知らない人には札付きのブラック企業でしょう。

でも辞めた人、辞めさせた人には共通の理由が有ります。

”指示した事をやってくれない、上司が見ていなければサボル、注意をすれば拗ねる、そして指示のメモを取らない”

私から見れば本当に頭の良い方々と思います。余程、自分に誇りと自信があるのでしょう! 最初の数年は、巷で良く言われる様に、決して人様の前では怒らない、注意も言葉静かにする、「やって見せて、言って聞かせて、やらして見せて、褒めてやる」「3回迄は、同じ注意を静かに与える」「メモを取る様に仕向ける」と辛抱強く接しました。しかしながら、頭の良い方々は、3回以上言っても何も改善しない事に気づいてから3回目には強く言うと「拗ねる、言い訳をする、見え透いた嘘をつく」、結果、自分が認められないと判れば「辞めます」です。常に、他人の事、周囲の事より自分の事が第一、貰っている報酬にも届かないパフォーマスもしていないのに要求ばかり。本当に頭の良い方々と思います。

これから、この国でビジネスを行う皆様にとっては、此処は他のアジアの国と比べても非常に難しい国です。基本は、外国人を信用していません。外国人のボスを持つのは、ペイが良いから、周囲に外資で働いていると自慢したいから、良い環境が提供されるから、と言うだけの理由です。

これが現実のミャンマーです。これから、ビジネスをされる方のご参考になれば。特に、この国の若い男はダメです。


こんにちは。Masamiです。流れ流れてヤンゴン在住既に7年目突入。ヤンゴンで外国人向けサービスアパート、バガンで小さなホテル運営しています。