「経済」と「心」
経済学の基本に需要と供給という概念があります。
極めて簡単に言うと需要は「求めること」供給は「与えること」でしょうか。
経済は、需要と供給のバランスで成り立っています。
需要が供給を上回り過ぎるとハイパーインフレーション(物価が上がり過ぎること)が起こる。
その逆に供給が需要を上回り過ぎるとハイパーデフレーション(物価が下がり過ぎること)が起こります。
いずれも過ぎたるは及ばざるが如しで良くない状態とされます。
生産活動や物やサービスの取引等の経済活動に支障が出ている状態です。
以前、「心」の活動を(「空気」を)「吸うこと」と「吐くこと」のような「呼吸器」的な活動として例えてみました。
https://bit.ly/3GkQlj9
「吸うこと」と「吐くこと」の循環によって「心」は支えられている。
https://bit.ly/3VntUhl
その循環に何らかの原因によって滞りが生じるということは、「生きる(活きる)空間」の縮小や、「生き(活き)づらさ」による「心」の疲弊もたらすとしました。
https://bit.ly/3VoO3Ui
「求めること」と「与えること」
「吸うこと」と「吐くこと」
いずれも、どちらかだけが大事なのではなく、それらの循環とバランスによって成り立っている。
「経済」を司る何らかの主体(例えば国家)と、「心」を司る「人間」、メカニズム的に捉えるならば、これらの部分で共通しているのではないかと思う時があります。
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