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mashiko hamadagama old vintage sale

昨年の秋に濱田窯で開催しました蔵出し現地販売会「mashiko hamadagama old vintage sale」。短い会期でしたが大勢の皆さまにお越しいただきました。ありがとうございました。

濱田窯としても窯元で直接販売することや、在庫品のセールということは初めての試みで、期待と不安と背中合わせの取り組みでした。

実は私自身の中でこの企画はしばらく前から構想はあったものの、しっかりと内容は固まっておらず、妄想ばかりを貯めて来て10年以上経っていたと思います。東日本大震災後、お世話になった益子の皆さんの恩返しにと、益子の観光協会の活動などさせてもらってきて、そろそろその経験を自分の会社に還元してもよいかなと思い始めていた矢先、新型コロナウイルスの世界的流行という非常事態の対処に追われることになりました。イベント開催や美術館運営の事務処理、その他にもいろんなお付き合いがいっぱいあって時間に追われていた日々に、突然の余白ができました。戸惑いもありましたが、今までやれなかったことを今やる時だ!とすぐ開き直りました。ずっと気になっていた手付かずの「例のあの場所」の手入れをしようと…

私も欲張りなのでただ片付けするだけではモチベーションが保ちません。どうせなら何かみんなで愉しくなること、利益になるものにしたい。素案を作り、濱田窯創設時からのお付き合いである民芸店ましこさんの若夫婦お二人に相談に上がりました。受け入れてくださるか緊張しましたが、意外にも快諾してくださり全面的にご協力いただき、おかげさまで開催できることとなりました。
そうこうしている内に、掃除の様子などSNSに投稿していたら、それを観た知り合いのデザイン事務所さん(笠間のTRUNKさん)が反応してくれて「民藝の力になりたい。DMのデザインを無償でいたします」と申し出てくださいました。字と絵は、民芸店ましこの若旦那さん(中山武さん)。

そしてとっても素敵なDMが出来上がりました。

コロナ禍での開催でしたが、ラッキーなことに感染が一瞬落ち着いた時期でしたので、おかげさまで皆さんと楽しい時を共有出来ました。ありがとうございました。

「またやりましょう!」「またやってください!」という言葉を交わしながら会は無事終了。

あっという間に時は過ぎていましたが、新年度スタートし、さぁ、取り掛かろう!という気持ちになってきました。まだコロナ禍は収まらないし、どうしようか、いろいろ失敗もあってお客様に迷惑もかけたし…とネガティブな気持ちも無いわけではありませんが、気分を立て直して!2回目の開催に向けて動き出しました。

まだまだビンテージものはいっぱい…
8割はゴミでしょうけども…
これからあらたなタイムカプセルを開けようと思います!

次回開催予定日は、流動的な世の中になっているのでまだ決めておりません。ご報告できるようになるまでお待ちください

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