読了 日本占領と敗戦革命の危機

なんとか、九月になるまでに江崎道朗さんの『日本占領と「敗戦革命」の危機』を読み終わりました〜( ´ ▽ ` )

十章「敗戦革命を阻止した保守自由主義者たち」

ざっくりで、言うなら、ソ連コミンテルンの下部組織、中国共産党のもっと下部組織が、コミンテルン日本支部…日本共産党💧

彼らが、政権交代を狙って、敗戦革命するには、日本全体が経済的に落ち込んで不満が溜まったとき。

現に、1946年のときは、大半の世帯が米粒を一日に一回小盛り程度で、雑炊や代用食で補うレベル。(警察庁の調査)

貧乏だから、労働組合の数が増えて→600万人

その中のリーダーに共産党の息がかかった人が入り込んで「みんなでやっちゃおうぜ」という恐ろしいゼネストをする。

ナ「説明しよう、ゼネストとは多数の産業にまたがる労働者たちが同じ地域、あるいは全国規模で一斉に行うゼネラルストライキの意味である」←暴動とか火事が起こっても、消防や警察が対応できなくなって社会が麻痺する。

そんな国家転覆する敗戦革命から阻止するために、昭和天皇はじめとした数少ない日本の良心、戦後は吉田茂さんたちの「保守自由主義」の方々、GHQのまともな人たちウィロビー将軍たち「G2」が組んで、インテリジェンスとほんとの民主的な形を示した経済対策を駆使して、防いだ…という内容。

インテリジェンスの部分は、読んでみて、まだまだ難しいところは、ありますが…💧

ま、まぁ、ソ連と連動した共産党の動きを見ながら…G2の連携で、情報収集、分析しながら対策してた…ということがわかりました🙄

窮乏状態で不満が溜まった国民を煽って敗戦革命しようとしたのだから、国民を説得というか、おちつかせるのに、国民の暮らしを豊かにする「経済対策」をやって根本的な問題を解決した。

そこで、大活躍したのが大蔵相、石橋湛山さん。

ざっくり言うと「生産力を止めたら経済対策の意味が無い」ので、生産力を上げるためのやり方をやってました。(適当すぎる。また、確認せねば💧) 最たるは「民間企業の増税を阻止せよ」p463

ここのページは、付箋を貼って、何回も確認したいw

江崎さんも、倉山さんも、上念さんも、ここは、見てきた本の中でも、石橋湛山さんの部分は、結構わかりやすく解説されてるから、今の経済を考える上でも参考になると思うし…

石橋湛山さん、お札にならないかな😭

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