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詩集

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詩をまとめています。 恋愛詩多め。
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#冬

詩|色彩

また季節が変わるね 一昨日まで鮮やかだった街並みは 昨日の雨と今日の風で すっかり灰汁色になったみたい それでもわたしは好きよ 静かに降る白磁色の雨も ヒュウヒュウ鳴る墨色の風も そこに紛れ込むストーブの緋色のにおいも 低い鉛色の空は分厚い羽毛布団みたい 「きみはいつも不思議なことを言うね」 笑ったあの人の横顔は黄金色に見えた