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足がぶつかるくらい小さくて白い 二人用のダイニングテーブルに 焼きたてのパンが入った籐のバスケットが置かれて すぐに珈琲の香ばしいにおいがこちらまで漂ってくる わたしはベッドで片目を開けて きみがコーヒーサーバーを揺らす様子をこっそり眺めていた 狭い部屋だ たぶん狸寝入りはばれている けれどそのくすぐったさも含めて わたしたちが帰る場所だ これからは何度でも こんな朝を迎えられるね