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[FX]NYオプションは意識するほどのイベントじゃないよね[デイトレード]

話の前に。

・もうトレードはしていませんが、1年半ほどの間、平均すると1日15時間くらいFXに向き合っていた時期がありました。延べ8,000時間以上、チャートを見ていたことになります。

・結局勝てなかったので止める選択をしましたが、人生で数度しかない集中力を発揮していました。大学受験で1回目、恋愛で2回目、そしてFXで3回目となります。

・この経験を生かせないか考えたところ、FXトレーダーなら皆やっている検証の案件で、自分なりに結論を出したものがいくつかありましたので、noteに残していこうと思います。

・第1回目は、NYオプションカットのレート情報は、トレードに必要なのかを検証してみました。

同じ案件を持っているトレーダーさんの一助となり、検証時間の短縮につながれば幸いです

「反応あり」「反応なし」と判断した回のチャート

下の写真は、ユーロドルの日足チャートです。             2021年4月15日期日分で、【大きめ】のオプションが設定されていました。

ピンクの横線:対象のレート                     左、黒の縦線:対象のレートが設定された日時            右、黒の縦線:終了ライン(2021年4月15日 23時)  

note オプション

いかがですか?                           対象レートからだんだん離れていってますよね。            なので、こういう回は「反応なし」と記録しました。

次は「反応あり」と記録した回のチャートです。

オプション 反応あり

ピンクの横線:対象のレート                     黒の縦線  :終了ライン(2021年5月13日 23時)

反応ありと記録したものの、対象レートはキリ番(1.2100)です。オプションがなくても反発するだろう、と突っ込みたくなりますよね。                   

こういった記録を私は、2021年1月から6月まで行いました。記録した通貨ペアは、ドル円とユーロドルのみ、【非常に大きめ】【大きめ】が設定されている回に限るとなります。

ご承知の通り、[非常に大きめ][大きめ]のオプションは、大口の資金が投入されているため、対象レートを境に、レンジ相場になることが多いと言われています。

なので、優位性があれば、逆張り手法の1つになるので、スキャルパーやデイトレーダーはオプション情報が気になるわけですが・・・検証結果は。

結論

[非常に大きめ][大きめ]のオプション、45回中、反応ありと判断した回は18回(40%)、反応なしと判断した回は27回(60%)となりました。「値動きの大きな流れには逆らえない」。これが結論です。

以降、NYオプションは、自分にとって意味のない情報となり、よりチャートに集中できるようになりました。

最後に、チャートの一部を貼り付けておきます。ご参考まで。

ピンクの横線:対象のレート                     左、黒の縦線:対象のレートが設定された日時            右、黒の縦線:終了ライン                      青の横線  :日足のピボットライン

【反応ありと判断したチャート】

オプション ①

↑ ドル円、2021年3月1日期日分、単に上昇相場だったかも ↑

オプション ②

↑ ドル円、3月23日期日分、下落させないような値動きだったとコメント ↑

オプション ③

↑ ユロドル、4月28日期日分、同じく下落させない値動きと書いてあった ↑

オプション ④

↑ ユロドル、5月24日期日分、15分足、当日に対象レート発表 ↑

オプション ➄

↑ ユロドル、6月1日期日分、15分足、これも当日に対象レート発表 ↑

【反応なしと判断したチャート】

オプション ⑥

↑ ユロドル、1月27日期日分 ↑

オプション ⑦

↑ ドル円、3月12日期日分、3円も下に設定されていた時もあった。オプション信じていると、急落あるかも、なんてムダな心配しますよね ↑

オプション ⑧

↑ ドル円、3月24日期日分、15分足、当日に対象レート発表 ↑

オプション ⑨

↑ ドル円、5月13日期日分 ↑

オプション ⑩

↑ ドル円、6月3日期日分、大きな流れには逆らえずに上昇とコメントしてあった ↑

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