デジカテイマーバトル環境所感(2021年3月1週目)

 自分が戦った、または目視したデッキとしては、赤進撃,赤オメガ,青オメガ,黄ロードナイト,黒Dブリ,黒ディアボロ,紫Cデュークなど

 一番強く感じたのは赤の進撃オメガ。BT5シャウトモンとBT5アグモンの登場時効果によって進化先(兼進化元先)のBT5オメガシャウトモン,BT5シャウトモンDX,BT5ジークグレイモン,BT5オメガモンをサーチして育成エリアで進化していき機を伺う。基本はシャウトモンDXで戦っていき、進化元にBT5グレイモンやBT1SECメタルグレイモンなどのDP+のデジモンを敷いて、進化時効果でオメガシャウトモンやジークグレイモンを入れてDP5000以下を焼くといった感じ。相手を焼き尽くして勝てそうだなと思ったらフィニッシュにオメガモンで追い込みをかける。
 このデッキの良い所は、前述のLv4サーチカード2種によって手札事故を免れつつLv4〜Lv7の進化ルート全てを探すことができるのである。また、仮にシャウトモンを出しておけばLv.4が無くてもLv.5のオメガシャウトモンに進化が可能であり、そこからシャウトモンDXに進化すればDP5000以下消滅かつセキュリティアタック+1の進撃ができてしまう。
 幸いにも貫通が付いていないのでブロックすれば良いのだが、現在の一般的なブロッカーはDP5000の6/1Lv4ブロッカーなのでシャウトモンDXの進化時効果によって焼かれてしまう可能性が高い。
 対策としては、Lv5の時点で消しておくのが好ましいが育成エリアで育てられると手が出せないので、DP6000以上のブロッカーにして消滅を免れつつブロックするのが良いと考える。

 次点で黄のロードナイト。BT5ロードナイトモンのアタック時効果でBT5コテモンを出してサーチ、BT5スターモンズやBT5ナイトモンを出してDP-によって盤面除去を行いつつ横に展開していく立ち回りである。他にも登場時効果を持つLv3デジモンや速攻を持つBT4ブシアグモンなど多彩な展開が可能であり、またBT1SエンジェモンやBT4メガログラウモン,BT4カオスモンVAといったDP-カードが入っている。Lv4帯はシンプルなカードのみで進化コスト1のカードとブロッカーであるST3ユニモンくらいでBT5グラディモンは入らない模様。
 このデッキの良い所は、横展開が出来るため打点増加がほぼ皆無の黄色でも殴っていけることである。さらに、ロードナイトモンのもう一つの効果でお互いのターン他のデジモン1体につきDP+1000出来るためロードナイトモンを火力で倒すことは難しく、先に並べられたデジモンを倒さなければいけない。ただ、登場時効果持ちLv.3デジモンは比較的DPが低いためアタックしてもセキュリティに倒される事が多いため基本はロードナイトモンだけで殴っていき、フィニッシュとして並べたデジモンで殴っていく立ち回りが良さそう。また、Lv.3が出せるということでBT4ルーチェモンも出すことが可能。
 対策としては、ヴォルケニックドラモンなどによる低DPの一斉除去によって並べられたデジモンを、ガイアフォースなどのDPを参照しない除去によってロードナイトモンを倒すことが良いと考える。また、BT3オメガモンAlter-Sならばロードナイトモンを退化1しつつ低DPも一斉除去することが可能。他にも、並べられたデジモンは進化元を持たないためBT3シャッコウモンのセキュリティアタック-1やBT5ヘクセブラウモンのアタックできない効果、BT5相羽タクミのアタック時メモリー-1などによって置物にすることも良いと考えられる。ただ、その場合はDP-によって除去される可能性があることを視野に入れておくべきである。

 次は赤オメガ。今までは進化コストが低いST1ホウオウモンやBT2ラヴォガリータモンを入れていたがBT5弾によりアグモンルートの強化、BT5白峰ノキアにより比較的綺麗な進化ルートのデッキになった。Lv.7のオメガ枠もBT1オメガモン,BT3オメガモンAS,BT5オメガモン,BT5オメガモンX抗体と青と比べて多いため色々な戦術を取れる。ただ、進化速度はノキアがあるかどうかでかなり違うためノキアが出せなければ今までの赤オメガよりも速度が下がる場合がある。
 対策としては、Lv.5帯に進化コスト3のデジモンを入れる事が増えたためノキアが居ないうちに先にLv.6以上にして盤面をコントロールしていくことが良いと考える。また、Lv.6帯はBT3ブリッツグレイモンやBT4ビクトリーグレイモンといった退化や除去持ちが入っており、悠長に構えていると逆にコントロールされるため相手がLv.5のうちに倒したほうが良いだろう。Lv.7帯は何が入っているか読むことが難しく対策がしづらい。

 次は紫のCデューク。BT5ブラックメガログラウモンを敷いたBT5カオスデュークモンによってBT2バクモンやBT5ギルモンを消滅させて消滅時効果を発動しつつCデュークをアクティブにして、なおかつLv.3を蘇生することが可能なのでメリットしかない。アドの塊。しかしこの方法では除去ができないためBT2キメラモンやST6デスクロウなどを入れて除去札を増やしておくと盤面をコントロールしやすくなる。Bメガロと同じ進化元効果を持つBT2ワーガルルモンもいるがメインにLv.3蘇生を持ってるBメガロに軍配が上がる。
 対策としては、CデュークモンのDPが12000で強化する手段も少ないことから、育成エリアで火力の高いデジモンを育てておき除去を防ぎつつ殴られたあとに殴り返したり、高DPデジモンや除去オプションをデッキに入れておきセキュリティから出るのを期待するなどCデュークモンに対して何かしらの除去が必要であると考える。

 次は黒のディアボロ。これも赤オメガに続き綺麗な進化ルートによるデッキ構築が可能である。メインアタッカーとなるディアボロモンは基本的にはBT5ディアボロモンで、進化時効果によってトークンを出しつつBT5真田アラタの効果でもトークンを出して横に展開していく。そのままだとただのDP3000の登場酔いしたトークンだがBT5クリサリモンを敷いておけば速攻持ちになりカミカゼアタックが可能である。また、アラタとBT2クリサリモンによってメモリーを増やすことも出来るためこちらのクリサリモンを敷いている場合は、登場したトークンはアーマゲモンを出す生贄にすることも可能でありこちらの方が高DPのデジモンを出しつつLv7の進化時効果を縛るため盤面をコントロールしやすいだろう。
 対策としては、進化コストが低いデジモンが居ないため進化速度が遅いのでディアボロモンが出る前に盤面をコントロールすることで、特にLv.4帯はDP5000以下が殆どかつ、BT5クリサリモンは進化時効果を使うためにもバトルエリアに出さなければいけないので出してきたら除去できるカードを入れておくといいと考える。

 残りのデッキは直接戦ってなかったりしっかりと見てないため割愛しておく。

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