デジカテイマーバトル環境所感(2021年4月1周目)

 目にしたデッキとしては、赤エングレ、青エンガル、青ヘクセ、黄ロードナイト、黄緑アグロ、緑ラフレシ、黒オメガ、紫デビ、紫Cデューク。
 その中でも黄ロードナイトと緑ラフレシは握る人が多かった印象。

 1番強いと感じたのは
【緑のラフレシモンデッキ】
 Lv.6の究極体デジモンで進化コストがLv.5からは3、Lv.6からは1。ロゼモンとロトスモンがジョグレスして誕生するらしくなぜLv.7ではないのか謎のカード。個人的には緑のLv.7進化コスト3とかで良かったのでは?と思う。
 このカードの強いところは『メイン』デジバースト2で自分のデジモン全てをDP+2000しつつ、ターン1効果で相手のデジモンのアタックとブロックを封じる事ができる。尚このターン1効果は『自分のデジモンがデジバーストを発揮したとき』なのでラフレシモン自体がデジバーストしなくても発揮することができる。実際のところはラフレシモン自体が発揮したあとにまたラフレシモンに進化してデジバースト、再度効果発揮といったプレイングが多かった。特に緑はデジバースト効果に関連するカードが他の色と比べると多い。
 また、BT1太刀川ミミも猛威を振るっておりミラー対決では先にミミを出して盤面を増やすことが勝利に繋がる。また、デジタマから孵化したターンにLv.3以上に進化してからミミでバトルエリアに出してもアタックが可能なので(頭おかしい)、ミミを並べて効果を使いまくり思わぬところでリーサルを取る事も可能である。
 このデッキへの対策としては、コントロール型なのでアグロデッキを握るか青のヘクセブラウモンデッキで進化元を破棄することでデジバーストを封じつつアタックとブロックも封じるのが良いと考える。ただ、ヘクセの場合育成エリアで育てられると干渉できない上、後手に回ると逆にアタックを封じられてヘクセのアタック時効果を発揮できないので注意。

 次に強いと感じたのは
【黄色のロードナイトモンデッキ】
 前回書いたのと同じ動きでアタックしながら横にならべつつ除去も出来るので万能である。また、BT5スパイラルマスカレードにより並べた数だけDP-3000することができる。ロードナイトモンのアタック時効果でBT5ナイトモンを出してDP-4000、そこからBT5スターモンズを出すと最低DP-3000の合計DP-7000になるので気をつけたい。
 それに限らず、並べられてその上除去もされるときついのでロードナイトモンは出たら直ぐに倒すのがベスト。

【赤のエンシェントグレイモンデッキ】
【青のエンシェントガルルモンデッキ】
 Lv.4から低コストでLv.6になれるので不意をついた攻撃も可能。ただし、ターン終了時に消滅するので無理やり使うべきではない。
 紫のBT3リターンマッチだ!を使えば消滅しても戻ってこれる上にエンシェントの消滅時効果も使える。(ロマン構築)
 
 【紫のデビモンデッキ】
 P-034ピコデビモンの収録によりダンデビモンが出しやすくなった。BT4ダンデビモンはもちろんのこと、基本的にはBT2デビモン,ST6デビモンやBT3レディーデビモンを入れて置けば条件が満たしやすい。デジタマはプチメラモンが比較的多く、ピコデビモンに進化したら特攻を仕掛けてくる事がしばしば。
 Lv.6帯はBT5Cデュークモンが入り、BT5ギルモンまたはP34ピコデビモンを蘇生させていた。
 ピコデビモンだけで4種類いるので他の色と組み合わせてアグロ寄りに構築しても良さそう。

 【青のヘクセブラウモンデッキ】
 ブルコモンルートが収録されたことでペイルドラモンの進化時効果でLv.4帯から進化元下から2枚破棄が可能になった。また、クリスペイルドラモンでは全体進化元下から1枚破棄も可能となっており、オプション・進化元効果に頼る事なく進化元を破棄出来るようになった。
 ヘクセブラウモン自体の能力も強力で、『アタック時』に敵デジモンの進化元を下から2枚破棄し、進化元がないデジモンがいればジャミングを得る。
『お互いのターン』進化元を持たない相手のデジモン全てのアタックとブロックを封じる。という2つの効果を持っている。
 基本的にはアタックは通るがDP11000のため受けに弱く、盤面を確認せずに殴ると相手のターンに相手のデジモンが進化し倒されることが多い印象。無理にアタックする場合はブロッカーを並べて受けを作っておくことをおすすめする。
 また現環境では、どのデッキにもLv.7が入ることが多く、緑はLv7を入れなくてもラフレシモンに進化しなおせたり対処が可能なので、ヘクセブラウモン単体だけでは能力を最大限引き出すことは難しい。

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