最近またヴァイスシュヴァルツを遊んでいる話。

例の流行り病のパンデミック以来なので三年ぶりだろうか。
流行り始めのころは大会の開催は無くなるし、後遺症だの空気感染だので危険もあってほとんどプレイ出来なかった。
全くプレイしてなかったわけではなく、違う趣味を遊びつつもある程度落ち着きを見せ始めたころにプリコネのタイトルカップで最速帰宅をキメてみたり、なんでもないデッキで全盛期Dcideにボコられてみたり、光景がないデッキで東リベにストック五億枚積まれてみたり、全盛期8電源二乃を貸してもらったりとか、タイミングがあればその日1日だけ遊ぶみたいなことはしていた。
とはいえ、自身のカードゲームへのモチベーションは自分が納得できるデッキを用意して大会に参加することにあったので、本命のイベントが無い状態で研鑽を積む気力も湧かず、当時は本当に前述した分しかプレイしていなかった。
それから今までというもの、精神的にも滅茶苦茶に荒れ(それで一部の人には迷惑をかけてしまったし、本当に申し訳なく思っています)たりして生活環境も激変した。
最近は良くなってきたとかでは全然なく、今も紛らわすために無理やり打ち込んでいるという側面はある。
そうして再び熱を入れて遊んでみるとやっぱり楽しいもので、今は三年間のロスを埋めるべく経験値稼ぎに奔走している。

2023後期環境は一部のデッキの決定力が高すぎて体験としてあまり面白い状態じゃないと聞いていたが、一度もそれを味わってない状態ならどう足掻いてもお祈りだなと悟るまでの間は楽しめるし、同じように休眠してる人がいるなら安心して復帰してほしい。三年前よりも面白いカード、面白いデッキは多い。

まずデッキ構築の段階で0帯のカードの取り方が変わってるし、レベル3の詰めも「ヒールにノーコストの詰めがついててコスパ良い!」よりは「これだけやれば2-5くらいからでも勝てる!」が主流だ。道中で手札やストックなどのリソースを条件を達成することで無償で得られるようなカードもどんどん配られていて、自分が最後に注力していたけものフレンズやFate全盛期の、防御札に対して詰めが弱く結局キャンセルしてる打点数が追い付かないと逆転が難しかったころに比べるとかなり能動的に勝ちにいく環境となっている。

また、「ストック」「手札の枚数」「手札の質」「圧縮」「盤面の強さ」などのゲームを有利にする要素を1ターンで稼げる量が、誰しもに配られている集中やレベル1のcxコンボの分だけではなく、そのタイトル固有のギミックからもそれらに遜色ないくらい獲得できるようになっていて、盤面1枠の価値がより重視されているように感じる。
決定力が上がったことで平均プレイターン数は三年前よりも体感2ターンほど少なくなっているが、そのぶん1ターンの密度は明らかに高い。
システムキャラ自体は暁や0光景などの1時代を築いた強力なものが最近は汎用ではあまり作られなくなり、古いデッキを眺めていると意外とシステム単体のパワーは何年も上がってないどころか劣化してる側面もあるとさえ思うが、それでもアドの稼ぎ方だったり詰めの強さだったりの密度でデッキ全体の強さは増しているだろう。

そんなわけで、今のヴァイスシュヴァルツは三年前とは違った遊び味でこれはこれで面白い。
選択肢が生まれる瞬間が多いのでプレイスキルの差も出るし、その差を有耶無耶に出来るくらい強いデッキも組める。

今はまだ大会に通いだして一ヶ月程度しか経っていないし、まだまだそれ知らんなってデッキもたくさんある。自分のデッキの理解度が足りてなくてもっと上手にやれたなと後から気付くことも多い。こういった経験の積み重ねを次のシーズンの地区大会に持っていくことが楽しみだ。これこそが自分の原動力だったなと思い出した。
これを機に関係が希薄になってしまってた人もまた一緒に遊んでくれたら幸いだし、新しい知り合いもどんどん増やしたいと思う。
このブログ自体は更新はしても告知とかはしないので、誰にも届かないと思うけど。


一度離れても戻ってきたくなる魅力がある。
ヴァイスシュヴァルツ、おもしれぇーじゃねぇーか!

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