ヴァイスシュヴァルツ2023後期の後悔

今シーズンは10月に復帰して、「どうせすぐ規制されるから上位デッキは大会で対戦したときにでも読んで覚えよう」という気持ちでTier2以下のデッキをあれこれ触っていた。
どの詰めも3-0からは即死圏内だから2で大量ヒールできるデッキにしようという安直な理由でバンドリ8扉を組んだり、規制が甘そうなラインで自分も勝ちに行く部類の電源ぐらを組んだり、ちょうど復帰の際に発売されたという理由で組んだぼっちざろっくをちょこちょこ組み替えたりが主な内容だったと思う。これらのことは後悔してないし、次シーズンも活きる経験の糧になっていると思う。

では何に後悔にしたかというと、自分が全国大会に参加する人の練習相手として力不足だったことだ。
復帰して2カ月のやつが何を言っているんだ? という話ではあるが、実際にその機会はあって、そしてその時急遽チェンソーマンやオーバーロード等のデッキをカラーコピーで刷って用意したのだが、サンドバッグ代わりの自分がそれらを扱えておらず、実際に練習に費やされた時間に対してあまりリターンは多く与えることが出来なかった。
規制が予想できるデッキを賞味期限ぎりぎりで買い揃えるのは損をすると思うからといって学習用のコピーを刷っておくことすら放棄していたため、全国目前の段階で「自分がまともな練習相手になるためのステップアップ」で全国大会に出る本人の練習時間を食ってしまったし、質自体もあまり高いものを提供出来ていなかった。
12/23に行われた本番では練習を手伝った相手は予選を抜けることが出来ず、もちろん一番悔しいのは当人たちであることは間違いないのだが、多少なりとも関与した自分のサンドバッグとしての質がもっと高ければ…と思うと自分の取り組み方には改善の余地があると感じた。

カラーコピーで刷った最強デッキたちも自分で使ってみるだけでとんでもなく理解が進んだし、自分は知識として知るだけでは足らず実際にプレイして体験することで覚えるタイプの人間だったようなので、次のシーズンではまず流行っているデッキは一通り自分で使って慣れておく必要があるだろう。
公式大会は半年に1度しかないので普段は賞品がかかった非公認大会で本気のぶつかり合いをすることになると思うし、その多くはトリオ形式なので一緒に遊んでくれる相手にとって心強いトリオメンバーであると同時に上質な練習相手であろうという思いで取り組んでいきたい。

とりあえず、新制限はよ。

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