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自己紹介。重版記念イベントをやる理由。

こんにちは。
佐藤政樹と申します。

2023年3月16日に「人を惹きつける話し方」という本をプレジデント社より出版し、大変ありがたいことに重版が決定しましたのでその記念に「無料のオンラインセミナー」を行うことにしました。

今回は、「なぜこの重版記念イベントを行うのか」これまでの経緯と出版への想いをお伝えさせて頂きます。

■はじめましての方へ

はじめましての方もいらっしゃるので簡単に自己紹介させて頂きます。

私は、異色のキャリアを積んできた人間です。
就職活動で人生に挫折してフリーターに。

そこから一念発起して劇団四季を目指し、猛特訓を開始し28才手前で合格。そして35才で劇団四季の主役までのし上がった変わり種です。

私はエリートでもなんでもありません!

黒のタイツを履いてカチカチの冷凍マグロみたいな硬い身体の状態からクラシックバレエを始めたのは23才過ぎです。

コツコツと積み上げる才能だけはあったので、不器用ながら失敗だらけ恥だらけ泥まみれになりながら一歩一歩成長して自分の夢を叶えました。

今はその経験を活かしてさまざまな企業で講演や社員研修をしていてこれまで300社3万人以上の実績を積んできました。

劇団四季の経験を活かして講演や社員研修の仕事をしています

■出版なんて絶対しないと思っていました

実は私、2014年に1冊本を出しています。

「幸運はなぜ向こうからやってくるのか?」という本です。学研さんから出して頂きました。しかしこの本は全く評判にならず発売2ヶ月で即絶版になってしまいました。

即絶版になった本
「幸運はなぜむこうからやってくるのか」(学研)

私は23歳フリーターから劇団四季の主役まで上り詰めた貴重な経験をにして多くの若者に夢の大切さと自分の無限の可能性を引き出したいとずっと思っていました。

挑戦する前から諦めかけてしまっている人の背中を、自分の経験を本というメディアを通して少しでも押してあげるきっかけになりたいという想いがあったのです。

この1冊目の本が出版に至るまでにはたくさんの困難がありました。

・まず出版社が相手にしてくれなかった

「夢というテーマは新しい切り口にならない」
「佐藤さんだからできたこと」
「読者には再現性がない」

実際に出版関係者から言われた言葉です。

高い壁を感じてあきらめかけましたが、諦めてどうする!と私は「仮予約2000冊プロジェクト」なるものを実行。

タイトルも原稿もないのに出版の夢が叶ったらご購入してくれる方を出版前から2000冊分事前予約を集めることにしたのです。

本当にたくさんの方に支援して頂き2年がかりで予約を集め出版の夢を実現しました。達成した時は支援者の方々がみんな喜んでくれました。

しかし最初にお伝えした通り即絶版というオチが待ってました。

多くの方に助けて頂いて応援して頂いてやっとの思いで実現した我が子のような本だったので、発売たった2カ月で出版社より突然絶版通告が来たときは顔面蒼白になり動けなくなりました。

●天から私の想いを否定された感じがしました。
●あまりのショックで身体が毎日、鉛(なまり)の様でした。
●2000冊プロジェクトを応援してくれた皆様になんて言おう??と苦しくなりました。
●出版お祝いパーティーが絶版宣告の翌日にありました。来てくださった皆さんに申し訳ないと考えると吐きそうになっていました。

こうして「2度と出版なんてするものか」と思ってしまったのです。

■なぜ本をまた出そうと思ったのか?

ではなぜまた本を出そうと思ったのか?
2020年に突如起こった世界的な流行病で講演の仕事がすべてぶっ飛んだのがきっかけです。

自分が講演などで人前で話すという場がなくなりすべてのコミュニケーションのオンライン化が一気に進みました。

リアルの場で聴衆に言葉でメッセージを届けて圧倒的体感をしてもらうことが持ち味である私は焦燥感にかられYouTubeなど様々な発信を試みました。

しかしあまりパッとせず、焦燥感はやがて"もう終わった人"というか”堕ちてる感”に変わっていきました…。

暇だったので、いろんな本を読んだのですがその時「堕落論」という本に出会いました。

その本の中で作者の坂口安吾は堕落を肯定的に捉えていました。

堕落は生命の母胎(坂口安吾)

堕落論

自分が堕ちきったと感じた時は、まさに新たな生命が芽生える瞬間だと。

私はその時になぜか「本を出したい」という封印していた本心が心の底から湧き上がったのです。

「また売れなかったらどうしよう」
「批判されたらどうしよう」
「また失敗して恥をかくのではないか」

こんな恐怖の想いが湧き上がって踏みとどまっていましたが「かっこつけてんじゃねーよ」という、相談に乗ってもらった方の言葉に背中を押されて、出版のチャレンジをすることを決意しました(私は基本ビビりなんです)。

こうして出版実現に向けてチャレンジし、企画に1年、執筆に8ヶ月、編集に6ヶ月かけて拙著「人を惹きつける話し方」(プレジデント社)を刊行することができたのです。

人を惹きつける話し方(プレジデント社)

■重版イベントをやる理由

ここからが本題です。

2023年3月16日に拙著が刊行されました。発売日までにAmazon事前予約プロジェクトを敢行。

その時、多大なる支援をして頂いた方の多くは1冊目の挫折ストーリーをともに味わった仲間でした。

その方々のおかげでAmazonで発売前に総合149位までランキングが上がりおかげさまで発売1ヶ月で重版2000冊が決まりました。ひとまず前回の即絶版の恐怖を乗り越えることができました。

といっても現実は、まだ生まれたばかりのヨチヨチ歩きの赤子本です(現在累計7000冊)。

「23歳フリーターから劇団四季の主役まで上り詰めた経験と講師業で培ったノウハウを全て詰めこんだこの本を手に取って頂き、読者の可能性を引き出したい」のはもちろんなのですが

この本が、大きく成長するのか、それとも評判にならずに消えていく運命になるのか、どう成長していくのか?

生まれたばかりの赤子のようであるこの本の成長過程をご縁があった皆様とともに味わいたい。

というのが私の今回の重版記念のイベントをやる本心です。1冊目の大失敗から学び、ストーリーの共有の素晴らしさと感動をつくづく感じたのです。

オンラインイベントですが魂を込めて語ります。
覚悟を持って望みます。

5月28日(日)の14時〜と20時〜の2回です。

ご都合があわない方は録画動画でもご覧頂けますが、ぜひお時間がございましたら、ライブで参加して頂けたらとっても嬉しいです!!

お忙しい中ここまでの長文を読んだくださった事、とっても嬉しく思います。心より感謝いたします。

現在、100名近くの方々がエントリーしてくださっています。
ありがとうございます!!

それではオンラインにはなりますがイベントでお待ちしております。

※ここまで読んでくださった方は『読んだよー』と一言でもいいのでSNSにリプやコメントくださるととても嬉しいです!

【重大告知】

口下手でも人見知りでもあがり症でも人生が変わる
「人を惹きつける話し方」重版記念オンラインセミナー

2023年5月28日(日)
14:00〜15:30
20:00〜21:30
オンライン開催(録画配信あり)

よろしければお友達の皆様をお誘いの上ご参加くださいね。

ちなみに本は持ってなくても大丈夫な無料イベントです!
情報の拡散にご協力お願いします!!!

お申し込みページはこちらです!
https://satomasaki3.hp.peraichi.com/

佐藤政樹

#人を惹きつける話し方
#プレジデント社

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