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「世界で一番やさしい考え方の教科書」 (榊巻亮さん著)を読んだ感想

ゴールデンウィークの課題図書1冊を読了

「世界で一番やさしい考え方の教科書」(榊巻亮さん著)

なぜ一冊だけにしたかというとこの本はじっくりと最初から最後まで読み込みたかったから。

めちゃくちゃ分かりやすい!!

ビジネスシーンではカタカナの用語が多すぎて「ルー大柴か」と思うことが結構あったのだが、この本でも似たようなことが書かれていたwww

今までロジカルシンキングとかMECEとか思考法のセミナーを有料で受けたこともあるんだけど、いまいち自分のものになっていなく…。

こんなに分かりやすく秘伝のタレであるノウハウを公開してくれている本に出会えた自分は運がいいな。繰り返し読んでバイブルにしよう。

即使えること
個人的には即使えるのは「質疑応答」の場面だと思った。

僕は研修講師や公演などで人前で話す機会が多いのですが、何百人もの前で鋭い質問をされるのって結構大変なんすよ。

「これって批判なのかな?」とたまに質問された後に捉えてしまったり、質疑応答の前になると「しっかりと答えられるかな」と結構不安になることもあるのですが、この本に書かれている認知の部分を意識して現場で実践していけば、自分の質疑応答の能力はどんどん高まるんじゃないかと思った。


自分のやってることは間違ってないと感じたこと
僕は研修中に、受講生にグループディスカッションでの気づきを発表してもらうのだが、その発表を聞いていて、特に新人なんかは一般論というか、解像度が低い発表になっているので、その時によく僕は、話を深掘ることを意識して曖昧な言葉に着目し「それって具体的にどういうこと?」とか「もっと具体的な話を聞かせて」とか質問している。

それが受講生の思考を深めているような気がしていた。だから自分は間違ってなかったなと改めてこの本を読んで感じた。

共感したこと
大変恐れ多いが、拙著「人を惹きつける話し方」と繋がっていると感じる部分がたくさんあって嬉しかった。

拙著では

経験→気づき→行動

というテンプレートで書くことをおすすめしている。最後に行動することにより自分が実感できる素材になる。自分が実感できる話こそ、人を惹きつける話し方というわけだ。

この本では

認知→思考→行動

という考え方の循環サイクルで「深く考えること」を、丁寧にわかりやすく教えてくれている。

最後は行動ですね。おんなじで嬉しい!!

あと、子育て中の方にも是非読んでほしいです。
AI時代には、より考える力が求められるから。自分の子どもの「自ら考える力」を培うためには親の普段の関わりは超重要。

だからP222は超共感です。

誰も教えてくれなかった考え方の極意がわかる本です。

ぜひ手に取ってみてください!!

ついでに拙著「人を惹きつける話し方」はこちら

#世界で一番やさしい考え方の教科書
#日経BP
#榊巻亮

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