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コロナの中の報恩講

今年はコロナウィルス感染防止の為とても小さくお勤めすることになりました。

今日は朝から沢山の学びがありました。

先ず今日は秋空の天気も、気温もよくホントに気持ちいい1日になりました。

早朝の様子です。
前日に役員の方や他の役僧さんが幕などを準備してくださいました。

いつもは境内に人形焼き屋さんがきて賑わいがあるのですが、今年はあいにくコロナの影響でお呼びしませんでした。

朝から梵鐘を1時間前に鳴らせて村にお知らせ梵鐘でお知らせをさせて頂きました。

今年はあいにくマスクをつけてのお勤めになりました。

まだ不慣れな事ばかりで昨年のことを思い出し確かめながらの準備や作法でした。

通常は3日間連続のお祭りなのですが、今年はかなり短縮の1日で完結することになりました。


こちらの五条袈裟を住職にお譲り頂き使いこまれていますが、とても貴重なものを譲りうけました。

本堂の中の様子です。


日中差定と逮夜差定と10時と14時から行われました。

普段よりは、みなさん三密を避けられた数の参加でいつもより半分の方がいらっしゃいました。

更に今日は同じ立場の役僧さんが他にも3人お勤めの予定でしたが、リーダーの方が(82歳)の方が開始3分前になっても来られず、急遽はじめてのポジションで挑戦することになら。とても覚えることがたくさんで学びになりました。
シンバルのような鈸と朝鮮の楽器のような叩く鐘を組み合わせる作法や、役割が多くはじめてのことを一発本番でやるという無茶振りなことが朝とお昼と続きました。

お昼からやっとリーダーの方が来られ安心したかと思いきや、また初のことばかり頼まれ今後のために挑戦などを進められまた挑戦をすることにしました。

そんな中前日にある映像を見ていてこんな事を気をつけようと言い聞かせて肝に命じたことがありました。

その大事なポイントは3つあります。

1つ目は、『変化し続ける』です。

これからは、時代の変化が早く、どんなこともノーと言わず取り組むことが、最速で変化して柔軟性を磨いていくことだと思います。
僕も以前は変化を嫌い苦手で頑固でした。
今もその癖があるかもしれませんが、自分を信じて貫くことと意地を張って変化を恐れて変わらないことは、少し違うことなんだと思います。

2つ目は女性を大切にすることです。
女性と男性はもともとお互い求めるものは全く別で
男性はコミニュケーションスキル0な人が多く、女性は逆にコミニュケーションを取りたい性質で男性はいつも自分にだけ興味があり、女性は周りに気を配り自分を守る性質がある様です。

なので女性や主婦の方は強くコミニュケーションスキルが高いと言われています。
女性の方は、男性はもともとコミニュケーションスキルが低いので、あまり言葉に表さなくても怒らないであげてください。
男性の方は、女性に対して言葉で気持ちや感謝を表すようにするといいみたいです。

そして3つ目は、問題があったら『自分がその問題を自分事と捉える』です。

そして、自分にその問題に対して、自分に何ができるかを考えるでした。
そして、実際に行動するでした。

これらが主体性を上げる考え方の大事なポイントでした。
ポイントは、みんなが自分以外のせいとしていることを、自分の問題と捉える事がとても重要です。
なので、これら3つポイントを大切にすることが大事なんだと学びました。

これらのお陰で今日は大きく前進することができたように感じました。

ちなみに余談ですが『發起序』というお経からこんにちはという語源が生まれたそうです。



大分得体が乱れていますが。笑
無事お勤めを勤めさせて頂きました。
せったくや、作相もうまくいき、また次回までに改善点は沢山ありますが、まずまずの出来でした。

ホントに良い経験をさせて頂きました。

こちらは本日の3人組です。

とても教わることの多い先輩方です。
ホントにお疲れ様でした。

こちらは、親鸞聖人の一生を描かれた御絵伝です。
報恩講の行事のみ飾ります。

こちらは、境内に咲いていた彼岸花です。
この彼岸花がとても綺麗に咲いていたので1枚。
毎年多年草で球根があり、同じところに咲いてくださって綺麗ですね。


本日は濃い1日になって嬉しいです。

最後まで読んで頂きどうもありがとうございます。
みなさんも良い一日を。

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