見出し画像

ネパール③(ワークショップの作り方)

4.ブレインストーミング

 1)京都市では(ゴミ問題について)

ネパールから少し離れるけど、京都市のホームページにこんなものがありました。2016年に見つけたものですよ。

ネパール2020ゴミ1

昔はゴミは全部燃やしてた。その後、一部リサイクルされ始めた。でも、まだまだ問題があるよね。

いろんなゴミ問題を解決する方法ってどんなものがあるやろ??アイデアを出してみよう。

このスライドに書いてある「生ごみ」の問題や、その他のゴミ問題を解決するアイデアなど、いろいろ出しましょう。身近に取り組めること、大きな政策など何でもいいよ。とにかく質より量で、アイデアを付箋に書いて、どんどん出していこう。

しばらく待つ・・・3分くらい・・・4分?あれ、5分やったっけ??

今出てきたアイデアをグルーピングしてみよう。
自分達で話し合って、自由にグループ分けしてみてください。

ブレスト

グループごとに結果を報告してもらいました。

さっきのスライド・・・右側どうなってるでしょう。はい。

ネパール2020ゴミ2

なんと、2016年には生ごみからのバイオガス化が計画されていました。
2019年10月からバイオガス化施設が稼働しているらしいです。

京都市南部クリーンセンター環境学習施設「さすてな京都」より
ごみ処理施設そのものを活用して整備しています。焼却炉やごみ発電,バイオガス化施設などの迫力満点の大規模施設を間近に見学し,それらを生きた教材として最先端の環境技術を学べます。

 2)ネパールでは

僕たちがホームステイをしたパトリケット村では、薪に火をつけたり、プロパンガスを使ったりして料理をしていました。

ネパール2020台所

上の写真のコンロはほとんどプロパンガスのタンクにつながっています。右上の写真の火は何のガスで燃えてるでしょう?知るかってな・・・

ネパール2020トイレ

左上の写真は人のトイレ、左下の写真は家畜小屋から流れてくる糞尿をためているところ。右の写真はシャワー、お湯でえへんで。

ちなみに家畜たちは、お乳でる牛が2頭、子牛が2頭。ヤギが2頭。

画像7

それで、人や家畜の糞尿を集めてメタン発酵させて、バイオガスを発生させていました。2016年のときには、もうすでに・・・
京都市では、ついこないだ始まったばっかりやのに・・・

ネパール2020バイオガス化

このスライド(スライドを写真にとってスライドにのせたもの)はネパールで活動している日本のNGO「ラブグリーンジャパン」の活動の一部です。

僕たちがホームステイをしたパトリケット村では、ラブグリーンジャパンの支援が入って、もうすでにバイオガス化が始まっていました。

家庭で使うガスの一部をバイオガスでまかなうことで、木を伐る量やプロパンガスを使う量を抑えたりできます。その分のお金を他の生活費に充てることができるようです。


ネパールの研修でいろんなNGOがあって、いろんな活動をしていることを知りました。次はネパールで活動しているNGOの紹介。

ネパール④につづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?