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CARP DIARY 2019 5月10日 DeNA 7回戦~マツダスタジアム

勝 今永 4勝1敗

敗 床田 4勝2敗

本 田中広1号(2・今永)

  宮崎 4号(1・床田)

  宮崎 5号(1・床田)


📝 床田は1回、宮崎にソロを打たれ先制を許す。その後も4回には自らの悪送球で2点、5回には再び宮崎のソロと大和の適時2塁打で3点を失った。対する打線は、今永に苦戦。5回、田中広の今季初本塁打で2点を返すもパットン、山崎康の継投の前に沈黙した。マツダスタジアムでは最近9試合負けなしだったが、4月11日ヤクルト戦以来の敗戦。開幕戦以来の貯金 1への挑戦は、3度目の今回も失敗となった



📣 床田が6失点。今季最短となる5回でマウンドを降りた。持ち味の制球が乱れて(申告敬遠を含めて)5四球を与えたのに加え、球が高めに浮いてリズムを作れなかった


「ツーシームが今日はあまり決まらず、それを最後まで修正できなかった」(full-count)


4回2死満塁の場面では、今永が放った3塁線寄りのボテボテのゴロを、1塁に悪送球して2失点。この時、サード小窪は本塁送球を指示していたが、反応できなかった


「バックホームという声は聞こえていたが、焦って1塁に投げてしまった。3塁ランナーが(足が速くない)ロペスということも頭に入っていなかった」(full-count)


自らのミスで2点を失い、流れを損なう結果に。防御率 0 点台を誇る今永との投げ合いは、大きなプレッシャーがかかったが、今回は完敗の形となった


「(今永は)無駄な走者を出さないし、要所を抑えていた。次は直球と変化球でいつでもストライクを取れるようにして、判断ミスもしないようにしたい」(中国新聞)


「勝てば自信になる」と、意気込んで臨んだ

エース級との投げ合い。この敗戦を糧に、次戦は巻き返してほしいところだ



📣 田中広が今季初ホームラン。外角のスライダーに泳ぎながらも、バットに乗せてライトスタンドまで届かせた。それでもこれが20打席ぶりのヒット。打率 .164 は規定打席到達者の中で最下位と、復調は道半ばの状態。試合後は「何もない。積み重ねてやっていくだけ」と、表情は硬いままだった(中国新聞)。


しかし復調の兆しを「スポニチアネックス」は以下の通り指摘する。


“ 偶然の一打ではない。1打席目は、初球の外角低めのスライダーを見逃して、1ボールからの2球目を二飛。直後、迎打撃コーチに「見逃し方に(これまでと)違う感じがあった」と伝えていたという。そして、本塁打にしたのも、外角のスライダー。ボールの見え方に、上昇の兆しが出てきたのは間違いない ” (スポニチアネックス)


マツダスタジアムのファンは、毎打席温かい声援で3連覇の立役者を後押ししている。その期待に早く応えたいところだが、確実に光明は見え始めていると言えそうだ。なおこの日は巨人の弟・田中俊太も、東京ドームで2号弾を放っており、兄弟同日ホームランを記録した



📣 2軍から昇格の九里が2イニングをパーフェクト。6回2死の桑原から 7回の筒香、ロペス、中井を 4者連続三振に切って取る圧巻の投球だった。今季先発した4試合は未勝利、防御率 6.50 と結果を出せなかったが、リリーフでの巻き返しを期す。昇格即、登板のチャンスを見事にモノにしたといえそうだ



○出場選手登録~(投)九里亜蓮



○菊池涼が国内 FA権を取得


「まだシーズン中なので何も考えていません」(中国新聞)



○アカデミー練習生の2投手と育成契約


エマイリン・モンティージャ(23)~190cm 115kg 左投げ左打ち~背番号 141


アルフレッド・メナ(25)~187cm 88kg 右投げ右打ち~背番号 144


年俸はともに230万円


“ モンティージャ

「目標は床田投手。早く1軍に上がり、勝利に貢献したい」

メナ

「長く1軍でプレーできる選手になれるよう、チームメートと一緒になって頑張る」 ”

(ともに中国新聞)




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