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私は漫画で育ちました

ようやく少しだけ時間が取れたので
私に多大なる影響を与えた漫画達について
書いてみたいと思います。

私は4人兄妹の末っ子で
物心ついた頃には
兄姉の持っていた漫画が家に沢山あり
それを読んで育ちました。

「うる星やつら」
からは底抜けのユーモアと愛の様々な形を

「みゆき」「月の夜星の朝」
からは青春時代から大人になる事を

「王家の紋章」
からは歴史の面白さを

「エースをねらえ!」「ガラスの仮面」
からは1つの事に一生をかけて向き合う事の素晴らしさと苦難を

「動物のお医者さん」
からはペットや動物と暮らす楽しさと大変さを

まだまだ沢山読んでいますが(笑)

頭の中で?マークが出てきた時に
私の思考回路はこれら漫画のワンシーンが浮かんできて
全ての判断と言うわけではないが
多大な影響をおよぽしていることは間違いないと思います。

今日はその中から特に「ガラスの仮面」から
1つの場面をご紹介したいと思い
noteに記す事にしました。

その前に何故この場面かと言うと
私が学んでいるMFP
(マインドフルファッションプラクティショナー)
で教わる
【ファッションは内面の1番外側】
という部分をわかりやすく表現している場面だと思ったからです。


この場面では
主人公の北島マヤが自分の付き人であった
乙部のりえという少女とその裏で手を回す
芸能プロダクションの罠にハマり
芸能界を追われ転落していく最中
北島マヤの才能を理解しライバルである
姫川亜弓が
北島マヤの役であった大河ドラマの田沼沙都子という少女役を奪って演じている
乙部のりえの演技を見て制作側の人間と言葉を交わす場面での一言が
私の中で完全に繋がったのです。

「そうねうまいものだわ」
「北島マヤの演技そっくり」
「気の毒に・・・損してるわねこの子・・」
「演技の形がそっくりなだけで沙都子という少女の個性がこの人にピッタリ重なってないのよ、浮いてしまっているのよ」
「役を演じるにはマネだけではだめなのよ、そこに自分が入っていないと。自分という個性がもうひとり別の人間の個性を演じる。そこに役者の魅力が出るのよ。ただ演技が上手いだけではダメ」
「役者の魅力・・・それはその役者の生命と言ってもいいくらい大事なものよ」
「沙都子という少女、北島マヤは自分でその少女の魅力を創りあげたのよ。北島マヤの創りあげた魅力、それは北島マヤのものでしかないわ」
「乙部のりえが北島マヤの魅力を演じている限り決して自分自身は光はしないわ。自分の沙都子を演じない限りね。」
「今は注目を浴びているかもしれないけど、この子回を追うごとに視聴者に飽きられてくるわよ」
「それにしても北島マヤの代役だというからどの程度の役者かと思ったら・・・。」
「【役者の魅力】という点からいえば北島マヤは抜群だったわ。何を演じても周りの人を釘付けにする魅力をその役に溢れさせる。一見あんな平凡な少女がどうしてと思うくらいよ。あの子は天性の女優よ。」
「MBAも惜しい子としたわね。あんな子を下ろすなんて。番組が終わる頃には名物になっていたかもしれないのに」

この捨て台詞を吐いた後で
姫川亜弓は父親に頼んで(世界的な映画監督)
乙部のりえの主演する舞台にゴリ押しで出演
主役を喰う演技で乙部のりえを圧倒し
その実力の差を見せつけ
乙部のりえを失脚させるのである。

この場面で姫川亜弓は
役者の個性=役の魅力
をわかりやすく解説してくれている

MFPの学びの中で
【ファッションは内面の1番外側】
という事を教わった時にこの姫川亜弓の言葉や場面が私の中で完全に繋がったのです。

つまり自分を深く掘り下げて
自分の内面を理解しない限り
大量生産されるものを良く選ばずに
ただなんとなく買い
表層だけ繕うから
違和感が拭えずに
段々と面倒になり
しまいにどうでもよくなってしまう。

かわいいから、カッコいいから
人まねをしていれば
乙部のりえへの道を一直線である。

MFPはそれを深く学んだ安心安全な場所でした。

私は乙部のりえにはなりたくない。

姫川亜弓や北島マヤ
とまではいかずとも
自分の魅力を引き出して
高める装いを出来るようになりたいと
心から思っています。

zoomでのセミナーは去年の夏に終わって
マインドフルファッションプラクティショナーとしての道を歩んでいますが
道はまだ半ば。
学びと実践は一生ですから。
だって死ぬまで服は着続けますからね。

役者が役を演じるのと
人間が服を着るのは似ている

全然違う行為だけれども
根底は繋がっている。

「ガラスの仮面」のフィルターを通して
MFPの学びが腑に落ちた瞬間でした。

そのことがお伝え出来ていれば幸いです。

もし飛び込んでみたい方がいれば
是非参加してみてはいかがでしょうか?

https://g4d6g.hp.peraichi.com/





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