見出し画像

立花雅和フルートアカデミー@メールマガジン Vol.253

2023/6/9発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■ 目次
───────────────────
■ 出演・レッスン情報
■ T’sフルートアカデミー 今週の新コンテンツ
■ 今週のQ&A
■ フルート・ピッコロに関する質問募集!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■ 出演・配信・レッスン情報(2023年)
───────────────────
▼6月11日(日)13:30開演
第32回札幌フルートフェスティバル
カナモトホール
ゲスト:デニス・ブリアコフ
http://www6.plala.or.jp/sapflute/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■ T’sフルートアカデミー 今週の新コンテンツ 【6/2〜6/8】
───────────────────
▼YouTubeチャンネル

音楽家になりたい全ての方へ【夢とお金のリアルを学ぶ】
https://youtu.be/622_tJtAUrU

【LIVE】フルート・ピッコロの質問にお答えする生放送!【6.2Fri】
https://youtube.com/live/xpoZNPmGng8

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■ 今週のQ&Aアーカイブ
───────────────────

過去にいただいた質問の回答に、新たな要素を加え再編集。よりアップデートした内容をお届けします!

───────────────────
【Q1】音程と音色についての質問です。
私は高音域の音程がとても高くなってしまうため、高音域はフルートを内に向けて吹いていました。
しかし先日、プロの先生に練習を見てもらう機会があったのですが、内吹きでピッチは合っているけれど全体的に音色が暗くなってしまっている、と言われました。
先生には歌口が真上にくるようにして、と言われたのですが、どうしてもピッチが上がってしまいます。
明るい音色を保ったままピッチを安定させる方法があれば教えて頂きたいです!
───────────────────
【A1】音色の明るさは、唇(アンブシュア)と歌口の距離が重要になってきます。
フルートは「エアリード」といって、アンブシュアと歌口の間の空間に空気の渦(リード)ができて、そこから音が発生します。

その空間が狭すぎるとエアリードが小さくなり、暗く響かない印象になります。
「フルートを内に向ける」と唇と歌口の距離が近くなりやすく、結果暗い音色になります。

歌口を真上に向けるよう意識すると、唇と歌口の距離が近くなることを防ぐことができます。
しかし、そのままだとおっしゃる通り、音程が高くなります。
これは歌口に対して息の角度が変わるためです。

ここから先は

2,152字

¥ 110

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?